調印書を手に前葉市長(左)と西口さん

調印書を手に前葉市長(左)と西口さん

12月25日、津市役所4階庁議室で、津市と㈲岡村=松阪市山室町=が高齢者の見守りに関する協定を結んだ。
津市は平成26年度から食品の配達や電気・ガスなどのインフラ関係、保険・金融関係の事業者と協定を結んでおり、今回が39番目。日常的に巡っている家の電気が消えていたり、郵便物がたまっているなどの異変に気付いたら、津市への報告を行うといった内容。同社は「岡村とうふ」のブランドで知られており、車で様々な地域をめぐって豆腐などの移動販売を行っている。購買層には高齢者も多いため、会社をあげて高齢者の見守りにも力を入れており、県内各地の自治体とも協定を結んでいる。
協定の調印式で、前葉泰幸市長は「地域で有名な豆腐屋さんが協定にご参加いただけることは市民の安心につながる」と感謝。同社代表取締役の西口鐵也さんは「私たちはお客様のお名前を知ることから始め、地域に密着している。協定をきっかけに今までよりも身近に市民に感じて頂けるようになれば」と意気込みを語った。