厄除けの「福引せんべい」

厄除けの「福引せんべい」

今年も、津市の平治煎餅本店で「福引せんべい」が販売されている。
毎年津観音で行われる『鬼押さえ節分会』(今年、コロナ禍の影響で福豆まきなどのイベントは中止)の土産として親しまれているのがこの煎餅。厄除けとしても親しまれており、昔は中勢地区の和菓子店で広く作られていた。生地の中心に干支、その周囲に「節分」「福引」「厄除」の焼印を押し、熟練の職人たちが手仕事で三角錐状に折り曲げ、中心の空洞に「えびす」や「大黒」などの縁起物を入れていく。通常の仕事の合間の限られた時間を使って一つひとつ仕上げていくので大量生産できない。
同店では、「世の中が暗い雰囲気なので、厄除けの煎餅で少しでも明るい気持ちになって頂ければ」と話す。全国発送可能なので例年と比べると離れた家族へ贈る人も増えているそうだ。
種類は大6000円(完全予約制で予定数に達し次第売切れ)、中1500円、小800円、ミニ777円。全て税込。大門本店・江戸橋店で販売中。問い合わせは大門本店☎津225・3212。江戸橋店☎津226・9968。