フィットネスクラブで導入実績も

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自動車なら15分で除菌が完了

自動車なら15分で除菌が完了

新型コロナウイルスの影響で各種祭りや大会が軒並み中止されるなどイベント業界は窮地に立たされているが、コロナが収束した後も一般の感染症予防意識は高いままになる可能性が高い。
イベントの企画や会場設営・制作を手掛ける㈱エスパ(本社・津市末広町)は、そんなコロナ後の社会も見据え、このほど、新型コロナやインフルエンザ等のウイルス感染リスク対策として次亜塩素酸水溶液噴霧器「ハイパワーミスト」を導入。『安心安全な会場設営』をスローガンに新たな試みをスタートさせた。
具体的には、会場の空間にイベント開催時間中に次亜塩素酸水溶液を超音波で噴霧し続け、空気中のウイルスを除菌するもの。殺菌剤や漂白剤として知られる次亜塩素酸ナトリウムに比べ低濃度で高い効果が得られるだけでなく塩素臭も少ない。人の肌と同じ弱酸性なので肌荒れもしない、スギ花粉アレルゲンを分解するため花粉症対策にも有効だ。既にフィットネススタジオで導入され、利用者から好評を得ている。さらに、テーブルなど会場の備品まで徹底的な除菌を希望する場合はショルダータイプの作業用噴霧器を用いて同社スタッフが隅々まで施工する。
また、同社は「ハイパワーミスト」本体の販売も手掛ける。例えば自動車の車内に15分間(5分間・車内にミスト噴霧、冷房と暖房を各5分間)使えばエアコンの循環系まで除菌、消臭・アレルゲン分解が完了する。自家用車だけでなく、タクシー会社やバス事業者、さらにガソリンスタンドの新サービスなど幅広く応用できそうだ。
同社の宮上会長は「生活まるごと除菌、クリーンで衛生的なのが今後のスタンダードになる」と話し、ウイズコロナ、アフターコロナでの新たなビジネスモデルに期待をかけている。
問い合わせは㈱エスパ☎津226・4507または090・2184・8482宮上さん。