サクラが咲いて、ツツジが咲いて、タンポポも咲いて、心浮き立つ季節になった。去年の今頃は、来年はコロナも去って自由に出かけられるだろうと思っていたのに、一年経ってもこのありさま。普通の生活にはまだまだ戻れない。
でも、公園には行く。コロナ前よりずっと頻度が高い。お弁当と水筒を持っていき、風の通るベンチに座る。
海岸にも行く。波穏やかな砂浜はあちこちにあるが、松林のある海岸が私のお気に入り。遠く知多半島を眺め、松籟を聞く。
出かけたら頑張って歩く。身体不活動は病気の原因になるという。籠っていないで活動をしなくては。偕楽公園のような起伏のある場所が良い。登って下りて足を鍛える。
きょうは県立総合博物館に行き、入館しないでミュージアムフィールドを歩いた。建屋の北側、公園ともいえる広さの起伏のある場所に、様々な木々が植えられている。竹藪や桜の大木は博物館が建てられる前からそこにあったものかもしれない。季節ごとに違った鳥や虫も見られるだろう。木々や敷石に名前が付けられているのも博物館ならではだ。勉強した気分になる。
こうして小さな楽しみを探す毎日。ファッションやショッピングより、花や鳥や雲や木々。私が自然に眼を向けるようになったのは歳のせいか、コロナのおかげか。  (舞)