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激しいステップ、掻き鳴らされるギター、ふりしぼるような東洋的旋律の歌…昨今、歌う・弾く・踊るという三位一体となったスペインの伝統芸能、フラメンコの魅力に魅せられる人が多い。そこで、6月20日㈰15時から(開場14時)三重県文化会館中ホールで開かれる「佐々木典子フラメンコスタジオ発表会 Fin de Curso2021」を紹介。主催=同スタジオ、助成=(公財)岡田文化財団、後援=中日新聞社。
同教室を主宰する佐々木さんは、津市出身、3歳からバレエを始め、17歳で英国、19歳で米国にバレエ留学。ボストン芸術大学在学中に同大教授のオマイラ・アマジャ女史(歴史的フラメンコ舞踏家 カルメン・アマジャの姪)に才能を認められ、「オマイラ・アマジャ舞踏団」に入団、数多くの公演に出演。
23歳でスペイン・マドリードのプロ養成の名門「アモール・デ・ディオス」に留学。著名フラメンコ舞踏家に多数師事。
マドリード最高レベルのタブラオ「ラス・カルボネーラス」や「「カルダモモ」(世界的舞踏家ホアキン・コルテス氏の伯父であるアントニオ・レジェス氏プロデュースの舞台)、「コラール・デ・ラ・パチェカ」「エル・フグラル」など多くの舞台に東洋人として初出演。さらに英国フェスティバル招待出演ほか、英国「ナショナルジオグラフィック」のドキュメンタリー番組などにも取り上げられた。2008年帰国。
今回の発表会は昨年7月に開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一年間延期になっていたもの。日頃から同スタジオに通う生徒さんの練習の成果を発表する場とするだけでなく、豪華なプロの演奏(ギター・パーカッションなど)や歌、ゲストによるフラメンコも披露される。
ステージは2部制(1部7曲、2部9曲)で、こだわりの衣装に身を包んだ生徒さん達が各クラス別で発表するほか、ラストでは全員で速いテンポとシンコペーションを多用した賑やかで陽気な踊りでステージを締めくくる。
佐々木さんは「様々な角度から楽しめるステージになっています。ホール側とマニュアルのもと、感染対策を徹底し、換気や客席数も半分にし安心してご来場いただけますよう、工夫を重ねました」と話す。
全席自由3000円。チケットは県文化会館チ
2021年5月13日 PM 12:55
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