三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第97回文化講演会?「発見塾」が9月25日㈯13時半~15時、津リージョンプラザ1階中央保健センター待合ホールで開かれる。主催=津市民文化祭実行委員会・津市。主管=津文化協会。後援=三重大学、本紙。
今回の講師は同大学教育学部の平山大輔教授。演題は『どんぐりとチョッキリの切っても切れない奇妙な関係~生物多様性の視点から』。
平山教授は「ただじっとしているだけに見えて、木は私達の想像をはるかに超えて様々な生き物とつながり、その生き様も多様です。また、身近で普通にみられる木でさえも、その生態にはまだ良く分かっていない事が多いのです。
そのような身近な木の知られざる生態と、他の生き物との関係について、これまでの研究から明らかになった事を交えて紹介します」と話す。
今回の主役は「どんぐりの木」と「ハイイロチョッキリ」という小さな虫。一見取るに足らない生物達が三重の風土と生物多様性を育んでいる事を再確認できる内容。
入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
問い合わせは☎090・1236・1144辻本さん。
尚、会場は土足厳禁で履物の収納スペースは設置されている下駄箱を使用。手指の消毒やマスク着用、検温実施。中止の場合は津市ホームページで告知される(この稿9月3日現在)。