独特の優しい雰囲気を持つバルーンフラワーと亀谷さん

独特の優しい雰囲気を持つバルーンフラワーと亀谷さん

人生の節目の日に素敵なバルーンフラワーはいかがですか─そう呼びかけているのは、バルーンフラワー作家の亀谷晴美さん(松阪市)。
バルーンフラワーとはアーティシャルフラワーの一種で、膨らませた透明なバルーンの中にフラワーアレンジを入れたもの。華かなフラワーと透き通ったクリアなバルーンとが醸し出す繊細で瑞々しい雰囲気が特徴で昨今、女性を中心に人気になっているという。
亀谷さんの本業は司会業。若い頃に6年半、バスガイドで磨いた話術で平成23年、「オフィスSEIZYU」を創立。今までに多くのセレモニーやイベント、告別式などの司会を請け負ってきた。
ところが昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で結婚式や告別式の規模が縮小され、同時に式場で飾られる花や供えものが少なく、ちょっと寂しい感じになってきたことを実感。
そこで、気軽に贈る事ができ、気持ちが伝わりやすく、また式の終了後も自宅などに飾ってもお洒落で絵になるバルーンフラワーに着目。松阪市内の「うらら花」に師事。
レッスンを受け、エマローズが発行するデュプロマの資格を取得。本格的に創作活動を始めた。
今までに新店舗のオープン祝いや出産祝い、結婚祝い、また告別式など、贈られる人や故人のイメージを想像しながらフラワーの種類や色の組み合わせを考え、ラッピングにもひと工夫し、ハンドメイドで丁寧に仕上げている。
「コロナ禍で暗いニュースが多く、里帰りも出来ない状況の中、バルーンフラワーを通じて皆様が笑顔になれればと思いながら制作しています。おじいちゃん、おばあちゃんへのギフトも多いですね」と話す。
因みバルーンのサイズは直径12、18、22、26、30㎝5種。価格は平均的なものが税込み8800円からだが予算に応じて制作してくれる。全国へ発送してくれるが、気圧の影響を受けるので飛行機での運送はできない。
問い合わせは・注文はバルーン・アレンジメント・ハルポン☎080・2624・9876亀谷さんへ。