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津市観光協会の山川芳春新会長(67)が9月6日に記者会見を行った。
山川会長は山川測量設計コンサル=津市香良洲町=の代表で津市商工会会長。7月29日付で会長に就任し、任期は2年。
新型コロナウイルス感染症の影響で市内の観光産業は窮地に立たされていることを受け、「感染症と向き合いながら津市の観光産業に賑わいを取り戻したい。自分が子供の頃に味わったワクワク感を味わえるようになれば」と語った。
コロナ後を見据えた施策として、地域観光協会のHPやSNSを通じた積極的な情報発信も行い、津まつりの安濃津よさこいを通じて親交の深い台湾を中心にインバウンドにも注力するとした。
また、津市北部で国宝・高田本山専修寺、三重県総合博物館、県立美術館、道の駅津かわげ、朝津味などを結んだ「きたとぴあ」には年間計300万人以上の人々が訪れているが、施設間での相乗効果が少ないので、面的な広がりを促進する取り組みにも意欲を見せた。
その他、続日本100名城に選ばれて以来、全国のお城ファンが訪れるようになっている津城や北畠氏城舘といった津市の魅力的な観光資源の更なる発信を誓った。
2021年9月23日 AM 4:56
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