本堂で二胡とピアノの演奏会(潮音寺にて)

本堂で二胡とピアノの演奏会(潮音寺にて)

津市中河原の真宗高田派・乙部山潮音寺でチャリティ二胡演奏会が9月21日夜に開かれ、約25名が参加。郷愁誘う二胡の音色を聴きながら心を癒やした。
主催した「自死遺族サポート ガーベラの会」は、大切な家族や知人を自死(自殺)で亡くした人々が集まり、安心して胸の内を語り合い、思いをわかちあう場の提供を目的に2011年に設立。
同会の代表である松下恵美さん(松阪市)も17年前に小学校からの同級生でもあった夫をで自死で亡くした際(享年43歳)、周りの人々のサポートやフォローを受けて現実に対応できた経験を生かし、ひと月に1回のペースで津市・松阪市などで「わかちあいの会」を開催するなど、遺族(家族)をサポートしている。
また、同会の活動に賛同した同寺の村上英俊住職とは毎年6月に追悼法要(今年で7回目)や、遺族の語らいの場「茶話会」を行うなど交流を深めてきたが、今回の同寺でのチャリティ演奏会は初めての試み。
当日は、上海音楽学院教授・王永徳氏監修・認定の二胡初級指導者認定試験合格者の二胡奏者・出會深雪さん(三重県在住)がピアノの山田友希さんの伴奏で「木欄の涙」、河島英五の「時代おくれ」などを演奏。生憎の天気で中秋の名月を観ることは出来なかったが、悠久の音を奏でる二胡の調べに酔いしれた。
会場には募金箱が置かれ、浄財は同会の活動に生かされる。