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無防備ではいられない日々は続いていて、私は家の中でできることを探す。掃除や片付けみたいに役に立たなくてもいいから楽しいこと。本を読んだり、動画を見たりの他に何か一人でできること。
本棚の整理をしていて、折り紙の本を見つけた。引っ張り出してペラペラめくると折りたくなった。古い色紙でまず蓮の花を、次に狐を折った。それなりに面白いが、夢中にはなれない。ちまちまとこんなことしていても。
そこで、コピー用紙を取り出して飛行機を折ってみた。子どもの頃覚えた折り方は、しっかり頭に残っている。そして、隣の部屋に向けて投げた。でも、あまり飛ばない。投げた分だけ進んだら落ちる。
悔しいので、ネットで折り方を調べることにした。折り紙ヒコーキ協会というサイトがあり、そこに様々な折り方が紹介されていた。
一番簡単なイカ飛行機を折ってみたら、見事に飛ぶ。滞空時間が長く、滑るように部屋から部屋へ移動する。
飛行機には昇降舵というものが必要だったらしい。翼の後ろを小さい三角形に折り上げる。その折り上げ角度が大事らしい。微妙に変えて投げてみる。何度も何度も投げてみる。
紙飛行機は素晴らしい。一枚の紙で充分遊ぶことができた。できたら誰かと競いたい。飛行距離や時間や的当てで。やはり人と会いたいのだ。(舞)
2021年10月14日 AM 9:45
(前回からの続き)
[仮説に基づく新型コロナウイルスの発生から拡大のシミュレーション]
事故による新型コロナウイルスの流出が起きる何カ月も前、WNBLでは危険廃棄物処理システムや空調システムに問題があり改修が行われていた。研究所内では空気循環が悪化しており、空気中にはウイルスが長時間浮遊していた。
同時期、研究者たちはコロナウイルスの研究をBSL─2やBSL─3という安全性の低い実験室で行っていた。空調システムの不良のため、新型コロナは長時間空気中に浮遊しており、研究者は感染する可能性が高まっていた。
研究所は従業員用のシャトルバスを運行させているが、新型コロナに感染した従業員はそれに乗った後、地下鉄で武漢中心部を移動して、市中に新型コロナウイルスを広げた。
事故による流出が起きたことがわかったのは2019年の9月前半。その時は新型コロナウイルスがヒトヒト感染するとは知らず、また多くの人が無症状だったため、流出はあまり懸念されなかった。
9月12日の深夜、研究所近くにある武漢大学が9月後半に研究所のインスペクションが行われるという通知を出した。この通知は同地域にある研究所にも出した可能性がある。
その3時間後、武漢研究所のデータベースが消去された。また約17時間後、WNBLはガードマンやビデオサーベイランスなどセキュリティーの調達をすると発表、それにかける予算は120万ドル(約1億3200万円)を超えていた。
2019年10月のスポーツ大会は実施されたが、無観客だった。参加したアスリートやボランティアは感染し、市中に新型コロナウイルスを蔓延させた。無症状感染していたアスリートやボランティアは大会終了後、自国に戻り感染を広げた。
SARSの時同様、中国は感染を隠蔽し、武漢で新型コロナウイルスが拡大していたことが分かった時には、既にウイルスは世界中に広がっていた。
2019年12月には武漢の病院は患者を受け入れられなくなるほどいっぱいになったため、感染を隠すのは不可能になった。同年終わり、中国人民軍の生物兵器専門家がWNBLのBSL4実験室のトップとなった。中国CDCの武漢支部は感染は武漢海鮮市場を訪ねた人にだけ発生しているとしたため、本当の起源は曖昧なものとなった。
翌2020年1月、研究所側は研究所と利害関係がある米研究機関エコアライアンスのダスザック氏に、研究所が新型コロナウイルスの発生源だという陰謀論を抑えるための声明文を出すよう依頼、2月にその声明文が医学誌ランセットに掲載された。 (終わり)
(OHMSS《大宇陀・東紀州・松阪圏・サイトシーイング・サポート》代表)
2021年10月14日 AM 9:39
2022年版三重県民手帳が発売された。
発行は三重県印刷工業組合。毎年三重県の伝統工芸をモチーフにしているが、今年のカバーデザインは三重県ゆかりのクリエイターのコラボによる「三重格子」。四日市市出身のイラストレーターつぼいたけしさんがデザインをし、伊勢型紙職人の那須恵子さんが彫刻している。伝統模様「菊五郎格子」のような言葉遊びで、МIE、三重、ミエの文字が散りばめられている。綿布生地(ナトゥレーザ)印刷で、グレーとグリーンの2種類。各1200円(税込)。
「日本一のバリアフリー観光推進県」を掲げる三重県のバリアフリーに関する取り組みやバリアフリー観光情報SDGsへの取り組みを特集企画としてカラー10頁で掲載、各種統計データ、生活相談、災害などにまつわる多彩な情報が満載。
県内の書店、文具店、同組合加盟の印刷会社などで販売。
詳細は「三重県民手帳2022」で検索。
2021年10月14日 AM 9:36