今回の優勝した水谷さんらの介護投稿映像から

今回の優勝した水谷さんらの介護投稿映像から

優勝を果たした水谷美紅さん

優勝を果たした水谷美紅さん

介護技術を競う「第6回みえ介護技術コンテスト」で、津市大谷町にある学校法人・三重介護福祉専門学校1年の水谷美紅さん(18)が出場した33組中、学校部門で見事優勝を果たした。主催=三重県介護福祉士会。同コンテストは、三重県内で活躍する介護職員・介護を学ぶ学生が「介護の魅力」や「やりがい」を伝え、介護技術を競うことで『介護』の質の向上と魅力を発信することを目的に開かれている。今年は11月7日から30日にかけて「移乗と移動」をテーマに昨年度同様に動画投稿によるコンテスト形式となった。
水谷さんは「介護は多くの人を笑顔にでき、感謝される『人の役に立てる』仕事。技術を磨き、素晴らしい介護福祉士になりたい」と介護の道に進んだ。
動画では、介護を受ける人の負担にならず、転倒などの怪我を防ぐ適切な体勢や声掛けなどに心掛けた。審査では「基本に沿った介助方法ができていた。ICF(国際生活機能分類)を意識した介助、利用者の確認をしっかりととれていた」と評価された。
水谷さんは「利用者に分かりやすく説明するために、どう伝えれば良いかを考え、尊厳をもって声掛けしました。もう一つはボディメカニクスの活用。利用者にも介助者にも負担が少ないように授業で先生方から教えて頂いた事を意識しました。今後も技術を磨いて、目標である『誰にでも頼られ、愛される介護福祉士』になっていきたい」と話した。