後藤会長(右)から鍵山施設長(中)に乾パン贈呈。左は早田さん

後藤会長(右)から鍵山施設長(中)に乾パン贈呈。左は早田さん

河芸ライオンズクラブ(以下同LC)が津市内で2つのアクティビティ(奉仕活動)を行った。
一つは1月11日に三重大学構内で実施した献血活動。同LCはアクティビティの一つとして四献活動(献血・献腎・献眼・骨髄移植推進)に取り組んでおり、献血は年間2回実施している。当日は、日赤職員と同大学のリーダー部、ブラスバンド部、チアリーダー部の三部によって構成する三重大学応援団も協力。会場となった学内食堂で学生らに献血への協力を呼びかけると、約30名の学生らが献血した。
二つ目のアクティビティは18日、津市河芸町影重にある児童養護施設「里山学院」へ非常用乾パン72個を寄贈した。
この乾パンは、社会福祉法人・中部盲導犬協会
が盲導犬育成のための資金づくりに販売しているもので1缶400円。今回は、同LCが同協会から購入し、それを里山学院に贈るという一石二鳥のアクティビティとなった。当日は、施設の子ども達に同協会の早田一幸さんが、盲導犬「ピース」(体重30㎏)を連れて講話。犬種はラブラドルレトリバーが向いているが、10頭のうち6頭しか合格しない事や、人に危険を知らせるためにはある程度の体重が必要な事、育成には時間がかかる事などを説明した後、同LCの後藤昭久会長から鍵山雅夫施設長に乾パンが手渡された。また、早田さんからは同LCに感謝状が贈られた。