三重県立美術館で昨日23日から、同館コレクションによる特別展示「春をまちわびて 美術から考える自然との調和(=エコロジー)」が開かれている。会期は4月3日㈰まで。
今展覧会のテーマである「エコロジー」は、もとは生態学を指す言葉。今から60年前の19

小林研三《春の丘》1975年 三重県立美術館

小林研三《春の丘》1975年 三重県立美術館

62年、アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソン(1907~1964)が環境汚染に警鐘を鳴らした著作『沈黙の春』を発表したことをきっかけに世界各地で環境保全運動が急速に拡大。以来、自然や環境との調和を意味するものとして広く使われるようになった。
それから半世紀が経過した現在、地球温暖化による気候変動、放射能による汚染、未知のウイルスによる脅威など、我々を取り巻く状況は深刻さを増している。
今展覧会では、時代や地域を越えて守られてきた作品との出会いを通じ、自分とは違う「他」を思い、想像を巡らせ、いま自分にできることを見直す大きなきっかけとなる事を目指す。
同館では「期間中は、所蔵するコレクションの中から自然や環境と向き合い制作された作品約70点を紹介。今いる場所からエコロジーについて考えると同時に、持続可能な未来に向かってともに歩むための第一歩となることを期待します」と話している。
展示作品は=クロード・モネ《橋から見たアルジャントゥイユの泊地》1874年 油彩画、カミーユ・ピサロ《鋤(すき)で耕す農婦》1890年 版画、ピエール・ボナール《ヴェルノンのセーヌ川》1912年 油彩画。
浅井忠《小丹波村》 1893(明治26)年 油彩画、 岸田劉生《麦二三寸》1920(大正9)年 油彩画、 ホセ・マリア・シシリア《蜜蜂の巣箱Ⅲ》(10点組)1993年 混合技法(平面)、ほか。
休館日=毎週月曜(但し3月21日は開館)、3月22日㈫。開館時間=9時半~17時(入館は16時半まで)。観覧料=一般500(学生400円、高校生以下無料。
本紙読者5組10名に同展覧会の招待券をプレゼント。ご希望の方はハガキ、メール、FAXで〒・住所・氏名・年齢・連絡先電話番号を記入してご応募下さい。応募先=〒514の0028、津市東丸之内26の12、MRCビル3階、三重ふるさと新聞「美術館」係まで。
メールfurusato@ztv.ne.jp
FAX059・222・3331。
当選は券の発送をもって代えさせて頂きます。