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津市・松阪市・亀山市・伊賀市・志摩市で8店舗を展開する㈱綿清商店(津市森町2017の7。曽我江里子社長)が、津商工会議所の令和3年度・優良会員企業表彰制度の「地域貢献分野」で表彰された。
同制度は、会員企業の経営意欲を高め、地域経済の活性化を図ることを目的に自社の経営改善を行った企業、環境に取り組んでいる企業、あるいは地域・社会の発展などに著しく貢献した企業など他の模範となる企業を「経営革新分野」「環境改善分野」「地域貢献分野」の3分野で推薦のあった会員企業の中から選考し表彰している。
㈱綿清商店は、新型コロナウィルス感染症が拡大し、全国的なマスク不足で入手が困難となった一昨年1月、手芸の得意なパートさんの「無いなら作って頂いたらどうか」という意見を採用し、新聞に毎週17万部を織り込んでいる販促チラシに「立体手作りマスク」の実物大の型紙と製作法を印刷して配布し、好評を得ると同時にマスク不足の不安解消に成果をみせた。
さらに、使い捨てマスクが出回ったことでマスク不足が落ち着いた昨年6月には「マスクポストプロジェクト」を立ち上げ、各店舗に「マスクポスト」を設置し、家庭で使われることなく眠っている余剰マスクを回収。集まったマスクを清潔な環境の中でスタッフが1枚1枚検品し、様々なマスク約100枚入ったバラエティパックを作り、社会福祉協議会を通じて、こども食堂やフードバンクなどの施設等に無料で配布する循環型活動に取り組んだ。現在までに約20万枚を回収・再循環させている。
また、昨年正月には顧客に協力してもらい、マスク越しの笑顔写真5376名分を集めた「笑顔ポスター」を制作し、全店舗に展示したほか、保育園や介護施設に届けるなど明るい雰囲気づくりに役立てた。
一方、社長以下、社員、パート、バイトも含めた全員が女性という企業の特質を踏まえ、職場だけでなくプライベートの悩みを曽我社長に相談できる仕組みを整え、妊娠・出産、育児、介護など様々な状況にあっても従業員を全面的にサポートし、女性がキャリアアップしながら仕事が続けられる体制を実現。
さらに、従業員教育にも独自の仕組みを採用。パートさんを始めとする長く務める従業員と、若い従業員との意思疎通をスムーズに図るため、店長クラスであっても現場をよく知る従業員に「教えてもらえる人間力」を養うことも重視しており、結果的に良好な職場環境を実現している。
このように、地域の状況等を踏まえた地域貢献活動を実施すると共に、子育て世代の女性を始め、女性の働きやすい環境づくりを整備するために常に努力する姿勢が、他の模範と認められた。
曽我社長は「女性は仕事を続ける上で、様々なハードルを乗り越えなくてはならない。当社の取り組みが認められての受賞に対し、たいへん光栄に感じています」と謝辞を述べている。
2022年2月24日 AM 4:55
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