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辛いニュースばかりが続いている。それを見ながら私は考える。世界にはいくつもの国があり、それを統括する人たちがいる。そういう人の心持ちはどんなだろう。家を守る気持ちと同じだろうか。
隣の国をほしいと思うのはどういう心理だろう。太古から人にある採集欲だろうか。目の前にたくさんのワラビが生えていて、袋いっぱい採ったのに、もっと採りたい。そんなにたくさん持って帰っても食べきれないのになかなか止められない。
隣の家の子猫を見たらかわいくて、抱っこして連れ帰りたい気持ちと似ているだろうか。昔の殿様のように、命じれば連れて帰れるとしたら、「ほしい」と言ってしまうだろうか。
何でも手に入り、好きなものをいっぱい食べて、使っても減らないぐらいお金があったら、次にはゲームのように人の命を消費したくなるだろうか。「手に入れろ」と命じ、人を駒のように動かすことに、オセロで黒を白に一挙にひっくり返すような面白さを感じたりするだろうか。
権力と無縁に生きてきた私に想像できるのはこれぐらいだ。たぶん的外れ。
でも、私も上から目線で命令をしたことが少しだけある。両脇に子どもたちを従え「早くしなさい」とか「駄目よ」とか言っていた時期。あれも一種の権力だったかもしれない。十年と続かなかったけれど。 (舞)
2022年3月24日 AM 9:08