上位作品の展示を前に…池村代表

上位作品の展示を前に…池村代表

3月31日まで、津市新町の津市新町会館で、『谷川ことすが書道コンクール作品展』の上位作品15点を展示されている。
江戸時代に活躍した津市出身の国学者で我が国初の五十音順の国語辞典「和訓栞」などを著した谷川士清の顕彰活動を続ける「谷川士清の会」=池村幸久代表=の主催。
士清は和訓栞の他に、日本書紀全巻を注釈した「日本書紀通証」も著し、本居宣長とも交流を持つなど、国学分野に大きな足跡を残している。コンクールは、士清への理解を深めてもらおうと同会が毎年開催。今年は津市内の小中学生572名から点が集まった。会場は利用者がいないと閉館しているので☎059・229・3252(津市市民交流課)へ確認を。
小学生の部(敬称略)…▼津市長賞=尭天一仁(附属小3年)▼谷川士清大賞=岡紗希(西が丘6年)▼津市教育長賞=平手綾華(立成6年)▼特選=池田花音(南立誠3年)今西結菜(同4年)中條友翔(同5年)日名子陽愛(千里ヶ丘5年)阪佳歩(豊津5年)桑田咲歩(南立誠6年)▼入選=石原七海(新町3年)中村茅弥(同)日名子陽葵(千里ヶ丘3年)松原遼空(附属小3年)小林未侑(立成4年)横山颯祐(同)出口瞬(同)石川夕楓(新町4年)中村朱里(立成4年)駒田來星(豊が丘5年)村田桜彩(片田5年)河口綾真(同)柴田怜実(南が丘6年)松本実華(櫛形6年)前川愛結(豊が丘6年)▼学校賞=片田小
中学生の部…▼津市長賞=小野花華(西郊3年)▼谷川士清大賞=今井愛友花(久居東2年)▽津市教育長賞=宇陀和(橋北1年)▽特選=奥山実莉亜(久居1年)松本朱理(西郊2年)野里歩未(白山3年)▼入選=市川ひなの(西郊1年)小川ののか(白山1年)河口絢香(西郊1年)中井亜美(南が丘1年)市川結加(久居2年)山中俊輝(白山2年)横山結依子(附属中2年)山口芽維(南が丘3年)▼学校賞=セントヨゼフ

今月にオープンしたばかりのリペイント匠亀山店

今月にオープンしたばかりのリペイント匠亀山店

外壁塗装専門店『㈱リペイント匠』=津市一身田上津部田、久保信也社長=は今月5店舗目となる亀山店=亀山市川合町=をオープン。順調に業績を伸ばしている。
2012年に設立したリペイント匠は、一戸建て住宅に特化した職人直営の塗装店。久保社長が塗装事業を始めた頃は、薄利な下請け業務が中心だったため、どれだけ仕事をしても利益が出ないだけなく、顧客に満足してもらえる仕事を提供することができなかった。そこで一念発起し、今の会社を設立。自社で育てた塗装職人による高品質な仕事を適正価格で提供することを信条に掲げる。現在は津市の本店を始め、亀山市、鈴鹿市、松阪市、名張市に拠点を構えるまでに成長している。
同社の成長を支える要因は、若い人材の確保と育成。建設現場で働く職人は高齢化と人手不足が年々深刻化しているが、同社ではその原因を建設業の常識にあると考えた。雨などで工事が出来ないと給料がもらえない給与形態の日給月給は建設業では一般的だが、それでは若者が安心して働けないと、他の業界で一般的な毎月決まった額の給料がもらえる月給制を採用。休日や福利厚生なども他業界と比較しても遜色のないレベルにまで整えるなど労働環境の改善にも努めてきた結果、今では新卒の〝職人志望〟も増えている。
育成においても、職人の世界の常識である「見て盗め」を良しとせず、作業工程から接客まで全てをマニュアル化し、ノウハウを全社員で共有。丁寧な指導と合わせ、新入社員が不安を抱くことなく、短期間で効率良く技術を身に着けられ、質の高い仕事を提供できるようになるという。
「建設業に若者が集まりづらいのは他の業界の〝当たり前〟をやれていないから」と語る久保社長。今後も自社の発展だけでなく、建設業に携わる若者を増やすために積極的なチャレンジを続けていく。

弾き語りを披露する磯田さん

弾き語りを披露する磯田さん

松阪市石津町にある「まなび野の森」でイベント「まなび野の森にあつまれー」が開催された。
同施設は、森の中に身を置き、自然を感じ、人と人が交流できる憩いの空間として市民らに親まれており、施設内には珈琲焙煎所、整体、服飾、パティスリーがある。今回は整体を営む磯田一弥さん(57)が「もっと多くの人に施設の魅力を知ってほしい」と発案。自身も音楽好きなこともあり、当日はギターの弾き語りライブでオリジナル曲、カバー曲の18曲を披露し盛り上げた。
会場では感染症予防対策を徹底。密を避けるために昼の部と夜の部の2部制とし、来場者らは本格コーヒーやスイーツ、バルーンフラワーや占い・カードリーディングなども楽しんでいた。
磯田さんは「時勢柄、どうしたらイベントが開催できるかを熟考して企画しました。今後も開催していきたい」と話していた。

[ 2 / 6 ページ ]12345...Last »