2022年3月

苗木を植えるボランティア

苗木を植えるボランティア

2月20日、JR名松線や地域の活性化に取り組む商工会女性会員有志が運営しているミニ道の駅「かわせみ庵」=津市美杉町奥津、中田かほる代表=がオープン13周年記念の植樹祭を開催した。
同線の乗客が楽しめる景観づくりを目的に毎年行っているもので、今年で10回目。今までに植えた幼木が大きく育ったり美しく紅葉するなどの成果が出てきている。今年は1部と2部でボラティア合計95名が参加した。
参加者はかわせみ庵に集合後、植樹場所へ移動。くわやスコップなどで地面を掘り、クヌギ、モミジ、ハナモモなどの幼木を植え、獣害防止用ネットの設置作業も行った。
家にこもりがちな日々が続く中、豊かな自然と澄み切った空気を味わいながら、参加者は植樹を楽しんだ。

全国大会に出場する選手ら(前列左から吉岡さん、奥田さん、永井さん、池田さん、倉島さん) 後列は共に練習に励んでいる津アサヒスイミングスクールの子ども達

全国大会に出場する選手ら(前列左から吉岡さん、奥田さん、永井さん、池田さん、倉島さん)
後列は共に練習に励んでいる津アサヒスイミングスクールの子ども達

㈱ジャパンスポーツ運営が運営する津アサヒスイミングスクール(津市西古河町)に通う5名の選手が、3月24日から30日まで東京江東区にある東京辰巳国際水泳場と栃木県の日環アリーナ栃木で開かれる全国大会「第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」の競泳部門と飛込競技部門に出場する。主催=(公財)日本水泳連盟。
県内の大会で規定のタイムを満たし、全国の強豪が集まる同大会への出場を決めたのは、100m平泳ぎの吉岡慶悟くん(新町小6年)、50m・100mバタフライと200m個人メドレーの奥田真由さん(神戸小6年)、100m背泳ぎの永井茉裕さん(中川小6年)、400m自由形の池田羽衣香さん(三雲中2年)、1m飛込みの倉島寿芽さん(西が丘小3年。三重ダイビングクラブ所属)の5名。大会を前に、普段以上に熱の入った練習を続け、それぞれの目標を胸に全国大会に挑む。
子ども達を指導している同スクールの田代純一コーチは、「みんな十分に練習こなしてきた。普段の実力が出せれば良い成績が残せると思う」と期待する。
それぞれの意気込みを聞くと
吉岡くん「自分の自己ベストを達成したい」、奥田さん「出場するレースで決勝を目指します」、永井さん「三重県学童新記録を狙います」、池田さん「環境が違うと思うが、普段通りの自分のレースをしたい」、倉島さん「8位以内の入賞を狙います」と話してくれた。

同専門学校卒業生で四條流門人の阪本樹さんによる包丁儀式

同専門学校卒業生で四條流門人の阪本樹さんによる包丁儀式

大川校長から卒業証書を授与される卒業生

大川校長から卒業証書を授与される卒業生

15日、津駅北隣のアストホールで、学校法人大川学園が運営する三重調理専門学校=津市大谷町、大川将寿校長=の第61期卒業式が行われ、調理1年コース、調理・製菓2年コースの40名が巣立ちの日を迎えた。
大川校長は式辞の中で「皆さんは学業を通じて調理人として土台ができた。明日からはプロとして多くの先輩の仲間入りです。毎日、技術を積み上げながら時代の変化を読みとり、柔軟に対応し高みを目指して下さい」と卒業生たちを心から祝福。卒業生を代表して岩屋佑季さんに卒業証書を授与。また、調理師免許、製菓衛生師免許証をはじめ、レストランサービス技能士三級合格証、ふぐ取扱者認定証、全国調理師育成協会技術検定認定証の5種と、在学中に優秀な成績を修めた生徒に表彰状と記念楯を手渡した。
卒業生総代の森愛夕香さんが「日本、西洋、中国、製菓の各料理から接客・サービスまでていねいに指導頂きました。卒業後はそれぞれの進む道は違うが、これからも努力を惜しまず、夢と希望を持ち旅立ちます」と謝辞を述べた。
卒業生からは感謝の気持ちの証として冷蔵機器を学校へ贈った。
式終了後には、在学中に調理実習などで使った食材への感謝を込めて、古式に則った日本料理の技法を今に伝える庖丁儀式の奉納を執行。古来より一度も途絶えることなく奥義を受け継いでいる四條流三重社中で、同校卒業生で四條流門人の阪本樹さんが「三刀之鯉」を、続いて第2部では四條流門人の三輪祐馬さんが「長久之鯉」を奉納。金属の箸と庖丁を使って鯉に全く触れず見事に捌き切っていた。
在学中に優秀な成績を修めた生徒さんは次の通り(敬称略)。
三重県知事賞…森愛夕香、津市長賞…岸江美月、津調理師会長賞…森清也、三重調理専門学校教育研修協力会会長賞…廣田桜、三重県日本料理技能士会会長賞…松尾愛花、友包会会長賞…市川葉月、調理師連合会会長賞…岩脇耕。

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