miyabi 「雅楽倶楽部・雅」が5月21日・22日の夜、高田本山専修寺で雅楽演奏を奉納した。来年5月に行われる開山親鸞聖人御誕生850年奉讃法会に向け、町を盛り上げるために行われた「高田本山カウントダウンイベント」の一環。
「雅」は2004年結成。演奏会をはじめ、一身田寺内町の祭りや同寺の法会などで演奏してきた。昨年4月から本山の正式な雅楽団体として登録されている。
当日は、幻想的な竹灯りに照らされた国宝の如来堂前で、えぼしや狩衣をまとったメンバー6人が笙、篳篥、竜笛を使い厳かな「平調音取」、結婚式のBGMによく使われる定番の「越殿楽」、「太食調音取」、リズミカルな調子の「輪鼓褌脱」、そして「ふるさと」の5曲を奉納した。
また、隣りの国宝御影堂では、プロジェクションマッピングも投影され、国宝に映る光りと音の競演に訪れた人らの感動を誘っていた。