池田雲樵筆 拙堂翁肖像

池田雲樵筆 拙堂翁肖像

齋藤拙堂顕彰会は10月から実施する第7回「俳句・短歌」への応募作品を募集している。共催=津市吟剣詩舞道連盟、後援=津市・津市教育委員会。
同会は、津が誇る歴史上の人物「齋藤拙堂」を顕彰し、その遺訓に学び、この地域の文化振興に役立てようとする団体。拙堂の遺した作品を現代の人々にもわかる表現に直し、これを学ぶ機会をつくり、更にこれからの世代に向けて拙堂の遺業を伝える運動を展開している。
江戸時代末期に津藩校有造館を拠点として全国的に活躍した漢学者である拙堂は、津藩を天下の文藩といわれるように尽力した文教の功労者。同時に径世家として、また、詩人としても江戸後期において大きな事績を遺している。
募集期間は10月1日㈯~12月10日㈯。
テーマは「齋藤拙堂」「有造館」「津の風景と歴史を含む自由題」
応募は、官製はがき1枚に5作品、自作で未発表のものに限る。俳句・短歌いずれも1人5作品以内。選者が添削する場合がある。住所・氏名(フリガナ)、年齢・電話番号・郵便番号を明記。
選考発表は、優秀作品に津市長賞、津市議会議長賞、津市教育委員会教育長賞および齋藤拙堂顕彰会会長賞が贈られるほか、令和5年3月19日㈰に行われる「第7回齋藤拙堂顕彰吟道大会で表彰する。
応募先は、〒514─1138、津市戸木町2083、齋藤拙堂顕彰会、山﨑満世さんへ。
問い合わせは山﨑さん☎059・255・2515へ。