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三重を刺激する大人のローカル誌「NAGI」
(月兎舎)の秋号の特集は「古墳めぐりへ」。
「古墳とは3世紀後半から7世紀にかけて作られた豪族や大王の墓。全国に現在、約16万基あり、その数はコンビニの3倍ほど。県下には約7100基が確認されており、全国9番目の多さ。伊賀地方に大きな前方後円墳が集中しているのは、ヤマトとの関係性を物語っている。
墳丘の上まで登れたり、石室に入れたり、資料館で副葬品を見学できたり、地域で異なる特徴を持つ古墳を知ることは、国家統一以前のふるさとを想像する楽しみに満ちている。
草木が枯れ、墳丘の全容が見えやすくなる秋から冬は、古墳めぐりの旬。知っているようで全く知らないふるさとの古墳ウォークにで出かけてみませんか」と同誌は話す。
誌面では、古墳を知るためのおすすめの10コースを丁寧に取材し、読みやすい文と豊富な写真で紹介している。
本紙配布エリアからは県内で唯一の形状「双方中方墳」で国指定史跡の明合古墳=安濃川中流域=、嬉野に点在する前方後方墳群…西山古墳・庵之門古墳・八幡古墳・向山古墳、日本最大級の船形埴輪が発見されて知られるようになった伊勢の王が眠る100m超の宝塚1号墳をピックアップしている。
このほか、古墳の種類や構造の図解もあり、分かりやすい内容。
B5判、104頁。税込720円で県内の書店、道の駅、一部スーパー(ぎゅーとら、マックスバリュ)などで販売。
月兎舎☎0596・35・0556へ。
2022年9月8日 AM 4:55
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