プレーする参加者

プレーする参加者

津藩祖藤堂高虎公の命日である5日、一志町大仰の一志ゴルフ倶楽部で津城復元の会=西田久光会長=が復元資金造成のためのチャリティゴルフコンペを開いた。
同会は津市のシンボルである津城の復元を目的に、これまで津市のふるさと納税「ふるさと津かがやき寄附」の利用を呼び掛けたり協力店への募金箱の設置や街頭募金、復元資金造成ライブなどを実施。その一環のコンペは今回で6回目。復元に寄せられた浄財は、4月末現在で述べ約2万6500名から約5600万円と第1次目標の1億円の半分を超えている。
気持ちの良い秋晴れに恵まれたこの日は186名が集まった。開会式で前葉市長は「ふるさと納税で津城の整備宛てで集まった金額の内、津城復元の会のご協力で736万円が集まっている。現在、市役所も復元に向けた検討を本格的に進める準備をしている。まず復元の土台となる石垣の状態を調べたり、石垣の上の木をどうするのか、市民の憩いの場であるお城公園がどうあるべきかをしっかり考えるため、教育委員会、スポーツ文化部、観光振興部局が集まって議論を始めた」と市が復元に向けて動き出したことを報告。その後、津・高虎太鼓華乃津会が和太鼓を披露。参加者はプレーを楽しんだ。
集まった22万7千50円の浄財は翌日、津市の財政課へ届けられた。

募金の様子(津新町駅前で)

募金の様子(津新町駅前で)

3日、三重県津市新町の近鉄津新町駅前で「赤い羽根共同募金運動」の街頭啓発が行われた。
1日から始まった今年度の同運動の一環。コロナ禍の影響で2年ぶり。小笠原まき子会長、服部浩副知事、前葉泰幸津市長を始めとした参加者のほか、清泉愛育園の年長児が協力。集まった人たちを前に小笠原会長は「今年もコロナ禍ですが共同募金運動へのご協力を」と呼びかけた。
その後、参加者たちは園児と共に駅利用客らに募金を呼びかけ、協力してくれた人には赤い羽根を贈っていた。

贈呈式の様子

贈呈式の様子

3日、津市桜橋の三重県社会福祉会館で、羽毛製品(羽毛布団、ダウンジャケット)を回収してリサイクルする社会貢献活動「UМОUプロジェクト」の寄付基金贈呈式が開かれた。
この事業は、県共同募金会と県内市町の社会福祉協議会が一般から持ち込まれた羽毛製品を回収し、それをエコランド㈱=伊勢市=が買い取り、赤い羽根共同募金に寄付を行うもの。また、羽毛製品のリサイクル過程の解体作業を請け負う障害者福祉サービス事業所「ありんこ」=明和町=も寄付を行った。
今回はエコランドから20万4540円、ありんこから24万6955円が贈られた。

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