三重県・三重県社会福祉協議会は、介護の資格は持っているけれど、「経験がない」「ブランクがある」など介護の職に就くことに不安がある人や、復帰したけれど、もう一度『介護の基本』を学び直したいと考える人の不安や悩みを解消し、福祉・介護の現場で活躍できるよう介護の知識や技術のスキルアップができる研修 (WEB研修と介護実技研修)の受講生を募集している。
 ▼対象者は、介護福祉士、介護職員初任者研修などの福祉・介護に関する資格を持ちながら現在介護の仕事に就いていない、又は介護職として就職・復帰後、概ね 1年未満の人
 ▼実施期間は、令和5年2月17日㈮までの3週間。申し込みは1月20日㈮まで
 ▼定員は先着150名
 ▼受講料無料
 研修内容は、7科目(10時間)①介護保険制度の動向②尊厳の保持・自立支援③コミュニケーション技術④介護の基本&技術⑤認知症の理解・ケアの知識⑥老化の理解⑦介護におけるリスクマネジメントなど
 同会より配布する資料及び講義動画を視聴し、
各科目修了後にレポートを提出する。
 実技研修
 ▼対象者は、WEB研修受講者のうち、受講を希望する人
 ▼日程は、令和5年2月21日㈫・22日㈬
 ▼会場は、三重県社会福祉会館(津市桜橋2丁目131) 施設体験
 ▼対象者は、WEB研修受講者のうち、現在、介護の仕事に就いておらず参加を希望する人
 ▼日程は2日間(日程、体験施設などは参加者の希望により調整する)
 問い合わせ・申し込みは三重県社会福祉協議会☎059・227・5160へ。

 丸之内商店街振興組合(津市東丸之内・寺家光弘理事長)は、商店街の空き店舗にカフェのオープンを目指して現在、出店者を募集している。
 カフェにするのは、以前喫茶店だった場所(「サンマルコ」から南へ4軒隣)で、広さは約13坪。
 同商店街は近くに銀行や保険会社など多くの企業が立地。しかし多くの人々が働いているにもかかわらず、ちょっと一息できる喫茶店がないことに着目。出勤時に気軽に立ち寄れるカフェ、また同商店街が進めるウォーキングや犬の散歩など、いわゆる『朝活』と言われる朝の時間を有効に使ってほしいと平日朝に朝カフェを計画している。
 同組合が家賃を「一定期間無料」にして、店舗改装費、備品、什器類は出店者が負担する。出店者は津市内在住者を優先、経験の有無は問わない。担当者は、「丸之内には朝の潜在的需要は十分にあると思います。いま大門・丸之内地区の未来ビジョンづくりが始動し、まちも変わろうとしているところ。一緒にまちを盛り上げていく意欲のある方にお店をお任せしたいので、お気軽にご相談下さい」と話している。問い合わせは事務局☎059・224・4955担当の岡本さんへ。

施設内の各ゾーンを実際に見て学ぶ会員ら
施設スタッフからレクチャーを受ける様子

 津商工会議所社会文化部会(杉田真一部会長)と小売商業部会(林昭久部会長)による合同県内視察見学会が、11月21日に行われ、多気郡多気町にある複合商業リゾート施設「ヴィソン」(運営・ヴィソン多気㈱)を訪れた。
 同会議所には、会員企業が営んでいる主要な事業の種類ごとに、それぞれの事業の適切な改善発達を図るために8つの部会を設置している。
 この日は前述の2つの部会から28名の部会員と商議所職員7名の計35名が参加。観光バス2台に分乗して伊勢自動車道経由でヴィソンへ。
 同施設は、東京ドーム24個分の広大な敷地に、四季を感じるホテルや日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、和食の食材メーカーによる体験型店舗など、およそ70店舗が出店する複合商業施設として昨年7月にグランドオープン。コロナ禍においても多くの利用者で賑わっているとして全国から注目されている。
 参加者一行は2班に分かれ、広報担当者の説明を聞きながら施設全体を視察。その後は座学にて、2012年に三重県湯の山温泉地に開業した関連施設「アクアイグニス」で成功を収め、翌13年には早くもヴィソンのプロジェクトがスタートした経緯や、高速道路に直結する同施設は、自動車の自動運転の進歩により観光だけでなく、地域住民の生活や高齢者のモビリティとなりえること、レストランで提供された食品は地域で収穫される形の悪い作物を使用したり、売れ残りの食材は社員食堂で活用するなど、食品ロスをゼロにする取り組みをはじめ、施設のコンセプトから将来のビジョンまでを詳細に聞いた。
 参加メンバーらは、訪れる人の感性によって多彩な顔をのぞかせるヴィソンの魅力を学ぶと同時に自らの事業に生かせるヒントを探った。

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