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三重いのちの電話開局20周年記念「こころのコンサート」が5月21日㈯13時半~16時(開場13時)、三重県総合文化センター中ホールで開かれる。主催=NPO法人三重いのちの電話協会、後援=三重県、津市。
日本の自殺者数は、平成10年以来、平成23年まで14年連続して3万人を超えている。その後は減少傾向が続き令和元年は2万164人になったが、令和2年はコロナ禍などで2万919人と11年ぶりに増加。昨年は2年ぶりに2万830人と減少したが、女性の自殺者が高止まり傾向にある(三重県では令和元年304人、同2年333人、同3年309人)。
三重いのちの電話は、ひとりでも自殺者が少なくなることを願って平成13年5月に開局。以来、累計15万294件の電話相談に応じてきた。
同コンサートは、開局21周年を記念して企画したもの。出演は津児童合唱団、二十五弦箏奏者の中井智弥氏。
希望者は、ハガキ、FAX(専用用紙)で、〒・住所・氏名・電話番号・コンサートを知った方法を明記して送信・郵送。応募先は、〒514─8691、津中央郵便局私書箱25号、三重いのちの電話事務局、☎&FAX059・213・3975。
尚、新型コロナウイルス感染症の状況により中止する場合がある。
2022年5月12日 AM 4:55
津市一志町田尻の「松尾表具店・ギャラリースペース一期一會」で『名松線・駅ポートレート』が開かれている。会期は5月31日まで。時間は10時~18時。入場無料。
同展覧会は、同店と親交のある6名の写真愛好家たちに呼びかけて実現した写真展。松阪と津市美杉を結ぶJR名松線の15の駅で、昨年5月から今年4月にかけてそれぞれが撮影したポートレート作品を展示。作品は各駅ごとに5枚の組写真で構成し、それぞれのストーリーを表現している。
フォトグラファー(50音順・敬称略)は、晶子・稲葉秀樹・倉田岳・齋藤正和・matsu_hyou・ゆぅ
モデル(50音順・敬称略)は、明希・伊東カヨ母娘・えみ・笑佳・きよこ・高濱幸子・辻享子・成川千穂・夢美・寛子・真菜・水品優・美波・りえ
同ギャラリーでは「地域の素朴な駅の少し非日常な世界をお楽しみいただき、立ち寄ってみたいと感じていただければ幸いに思います」と話している。
問い合わせは☎059・293・0175。
2022年5月12日 AM 4:55
日々のウォーキングで花や鳥に目を留めることが増えた。気になるものを見つけると、写真を撮って名前を調べる。スマホをタップすれば、簡単にAIによる画像検索ができる。テクノロジーの進歩だ。
歩道のアスファルトにぺったりと葉を広げ、そこから茎を何本も膝丈ほどまで伸ばし、タンポポみたいな黄色い花をつけているのはブタナ。かわいい花なのに違和感のある名前だ。
ブタの名を持つ植物は、ブタナとブタクサの他には思い浮かばない。ネコの名を持つネコヤナギやネコノメソウにはネコに似ているところがあるが、ブタナがブタに似ているとは思えない。
イヌの名を持つ植物はたくさん知っている。イヌツゲ、イヌタデ、イヌガラシ、イヌコモチナデシコなど。元の植物とはちょっと違うという感じの名付けだ。名前にヒメが付けばかわいい、スズメなら小さい、イヌなら偽ということ。
ともかく、ブタナほど似合わない名も少ないと思う。アスファルトと縁石の隙間のわずかな土に根を張り、一列に並んで咲く様はけなげというか、しぶといというか。そのあまりの繁殖力に、侵入生物として駆除対象となるかもしれない。
タンポポモドキという別名もあるそうだが、それの方がしっくりくる。夕方には花が閉じるのもタンポポと同じ。明日も元気に咲いてほしい。 (舞)
2022年5月12日 AM 4:55