津市立戸木小学校(米奥由香校長・児童424名)5年生の西川龍虎さんが、中部電力パワーグリッド㈱三重支社(齋藤肇支社長)が2月の省エネルギー月間に県下の小学5年生を対象に募集した「2021年度電気ポスター」で見事、最優秀賞作品5点の作者の一人に選ばれた。同社が毎年実施しているもので、今回は県下89校から819点が集まった。
受賞作品は、地球に見立てた電球の表面に、美しく青い地球と、温暖化が進んだ赤い地球が緻密なタッチで半々に描かれており、「少しずつの節電が 未来を変えることに」と書き込まれている。
西川さんは自宅でも節電を心掛けるなど環境意識が高く、「無駄な
電力を使わないことで気候変動による地球温暖化を防げれば」との思いから冬休みの課題にポスターを制作した。
運動も好きで「サッカー選手になりたい」と希望を持つ西川さんの目には、青く美しいグランドでプレーする自身が映っていることだろう。
2022年3月24日 AM 9:27
辛いニュースばかりが続いている。それを見ながら私は考える。世界にはいくつもの国があり、それを統括する人たちがいる。そういう人の心持ちはどんなだろう。家を守る気持ちと同じだろうか。
隣の国をほしいと思うのはどういう心理だろう。太古から人にある採集欲だろうか。目の前にたくさんのワラビが生えていて、袋いっぱい採ったのに、もっと採りたい。そんなにたくさん持って帰っても食べきれないのになかなか止められない。
隣の家の子猫を見たらかわいくて、抱っこして連れ帰りたい気持ちと似ているだろうか。昔の殿様のように、命じれば連れて帰れるとしたら、「ほしい」と言ってしまうだろうか。
何でも手に入り、好きなものをいっぱい食べて、使っても減らないぐらいお金があったら、次にはゲームのように人の命を消費したくなるだろうか。「手に入れろ」と命じ、人を駒のように動かすことに、オセロで黒を白に一挙にひっくり返すような面白さを感じたりするだろうか。
権力と無縁に生きてきた私に想像できるのはこれぐらいだ。たぶん的外れ。
でも、私も上から目線で命令をしたことが少しだけある。両脇に子どもたちを従え「早くしなさい」とか「駄目よ」とか言っていた時期。あれも一種の権力だったかもしれない。十年と続かなかったけれど。 (舞)
2022年3月24日 AM 9:08
2月20日、JR名松線や地域の活性化に取り組む商工会女性会員有志が運営しているミニ道の駅「かわせみ庵」=津市美杉町奥津、中田かほる代表=がオープン13周年記念の植樹祭を開催した。
同線の乗客が楽しめる景観づくりを目的に毎年行っているもので、今年で10回目。今までに植えた幼木が大きく育ったり美しく紅葉するなどの成果が出てきている。今年は1部と2部でボラティア合計95名が参加した。
参加者はかわせみ庵に集合後、植樹場所へ移動。くわやスコップなどで地面を掘り、クヌギ、モミジ、ハナモモなどの幼木を植え、獣害防止用ネットの設置作業も行った。
家にこもりがちな日々が続く中、豊かな自然と澄み切った空気を味わいながら、参加者は植樹を楽しんだ。
2022年3月24日 AM 8:52