津警察署協議会の委員が

 9日、「津警察署協議会」=杉田真一会長=の委員8名が津市高茶屋の県機動隊庁舎で訓練の見学などを行った。
 同協議会は、警察署から委嘱を受けた委員から警察業務について住民の意見を聴く機関として、全国に1269カ所ある警察署のすべてに設置され、それぞれ年間4回協議会が開かれている。委員は、管内の住民のほか、地方公共団体や学校の職員など、地域の安全に関する問題について意見や要望などを表明するに相応しい人物に委嘱している。
 今回は爆発物対策部隊が爆発物を処理する訓練などを見学。テロ対策など、爆発物処理の現場で使用する30キロ以上ある防護服やヘルメットを身に着けた隊員たちから説明を受けた。
 杉田会長は「本来あってはならない不測の事態に備え、訓練する隊員たちに頭の下がる思い」と敬意を表した。その後、委員たちは津警察署に移動し、管内で発生した事故や事件の現状に関する説明を受けた。