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津商工会議所・社会文化部会(杉田真一部会長)は3月23日、名古屋市中区の「大須商店街」を視察した。
全国的に昔ながらの商店街は衰退の一途をたどり、シャッター街と化している。津市内の商店街もかつての賑わいを取り戻すべく様々なアイデアや企画を実施しているものの効果は限定的。同部会は中心市街地活性化のヒントを得ようと毎年、全国の商店街などを視察している。
大須商店街は、大正元年に誕生した長い歴史を持つ。劇場、演芸場、映画館などが数多く作られ、名古屋市随一の歓楽街に成長したが、都市計画により名古屋駅前や栄地区と分断されたことなどが影響し、昭和30年代から大きく衰退した。
しかし、昭和50年代になると家電販売店やパソコンショップが入ったアメ横ビルの開業を契機に電気街として発展。徐々に賑わいを取り戻した。
当日は、同商店街の役員から「現在は、大須観音をはじめとしや寺社仏閣とそれぞれに特徴を持つ8商店街で構成。各商店街連盟に加盟する約420店舗をはじめ、周辺を含む約1300店舗が軒を連ね、グルメ、食べ歩き、サブカルチャー、ファッション、中古パソコンなど『マニアが集う街』として若者から高齢者までが足を運ぶようになった。
また、『大須大通町人祭』や『大須夏祭り』など様々なイベントを企画し報道で取り上げてもらうなど、戦略的PRで認知度を上げている」などの説明を受け、その後は実際に商店街を歩いて、フィードバックできる要素を収集した。
2023年4月13日 PM 4:53
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