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2023年4月
5月15日㈪、道の駅津かわげと河芸『江』の会のコラボ企画「新録河芸名所めぐり」を開催。
同会のガイドを受けながら河芸町内の名所を巡る。9時出発(8時半~受付)全てバス移動(乗車中はマスク着用)。行程=道の駅津かわげ→尾前神社→有料橋跡→甕釜冠地蔵堂→丹羽君の碑→田中川右岸・芦原海岸・干潟→道の駅津かわげ(昼食)。
雨天決行(荒天中止)。参加費1000円(昼食代・保険代・お土産の河芸あんぱん付)。支払いは参加当日。定員20名(最少実施人数10名)。道の駅津かわげの店内レジもしくは☎で申し込み。先着順で定員になり次第締切。
問い合わせ・申し込みは道の駅津かわげ☎059・244・2755。
2023年4月27日 PM 4:55
三寒四温といいますが、ここ最近、暖かい日が続きます。春の訪れを告げる桜の便りも例年より早く届きました。庭の木々も芽吹き、鮮やかに萌え出し、まさに春眠暁を覚えずの候、春の眠りは心地よく朝がきたのも気付かないという春たけなわの季節を迎えております。
今回は、この季節にふさわしく、「渡辺の綱やん」と「下りて行く」の二曲をご紹介したいと思います。一曲目「渡辺の綱さん」は道化風に面白く作られた曲で、二曲目は、花見の後、山を下りてどこへ遊びに行こうかと、相談している楽しい小唄になっております。
「渡辺の綱やん」
この小唄は、上方小唄を明治期に江戸小唄化したものです。
渡辺の綱やんが「物の具」立派に身を固め「金札」ちょいからげ
東寺の羅生門へたどりつく 時の黒雲がテンドロドロ 舞い下り にゅつと出た鬼の手 綱子の兜をちょいつかみ ところへ刀を抜き放ち ちょいと斬りゃ あいたいたい あいたいたいのあいたちこ 叔母御にその手を見せてんか 見せていな 嫌じゃいな どっこいそっこい そのてはやらじと三つ指でさあ きなぁせ
唄の解釈は源頼光の家臣、渡辺綱が夜な夜な京の東寺羅生門に現れる鬼神の片腕を、斬りとった物語を小唄にしたものです。
物の具とは、兜の事をいっています。又、金札とは江戸時代、諸藩で発行された藩札のことです。斬りとったその片腕を鬼神が七日の内に取り返しに来るというので、七日間、自宅の門戸を閉じて心身を清めている所へ、鬼神が叔母に化けて現れ、その腕を持って消え去るという物語を小唄にしたものです。
この唄は、謡曲「羅生門」を脚色したもので、つづりて「綱は上意」を参考にし、面白く道化風に作られた曲です。人を茶化したユーモアあふれる構成で、おどけ唄として、今日に唄われております。
下りて行く
「明治中期に作られた江戸小唄」
下りて行く 花の盛りを後に見て 山で洒落よか船にしょか 大海はこちゃ嫌い
この時代、江戸の遊里語で吉原を「さと」、深川を「かわ」、新宿を「やま」と呼びました。
小唄の解釈は、上野か飛鳥山の花見で、すっかり酩酊し、酔っ払いながら、花の山を下り、さてこれから揃って、景気よく皆で、新宿へ行くか、船で深川へ行くかと、どちらの遊郭へ行こうかと、相談している所です。 花見帰りにふさわしく、賑やかな曲で、楽しい曲になっております。送りもまた大変長い手がつけられております。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、日差しはすでに初夏を思わせるような日があると思えば、花冷えのする日もあり、寒さが残るこのごろです。静かな気分で春のこの時をもう少し過ごしていきたいと思います。
新型コロナウイルスも下火になってきたとはいえ、まだ完全にコロナも収まっておらず、マスクのいらない日常の生活が一日でも早く来ることを願うばかりです。くれぐれもお体をご自愛いただき、気をつけてお過ごし下さい。
小唄 土筆派 家元
参考・木村菊太郎著「江戸小唄」
※三味線や小唄に興味がある方や、お聴きになりたい方は、お気軽にご連絡下さい。稽古場は「料亭ヤマニ」になっております。電話は059・228・3590。
2023年4月27日 PM 4:55
日本テレビ「行列のできる相談所」でおなじみの菊地弁護士がやってくる!
三重県厚生事業団の設立50周年記念式典・講演が、6月22日㈭13時から16時35分、三重県総合文化センター中ホールで開かれる。
同事業団は、県民の福祉の向上を目的に昭和48年に県が設立。現在は、三重県いなば園と三重県身体障害者総合福祉センターを運営し、知的障がい者や身体障がい者が自立した日常生活や社会生活を営むことができるように良質で多様な支援サービスを提供している。
記念式典と講演会は、多くの県民に同事業団の取組みや、障がい者への理解を深めてもらおうと企画されたもの。
▼記念講演会(13時半~15時)では、菊地幸夫弁護士が「菊地流・自分らしく生きる術」をテーマに男性も女性も、誰もが魅力的な人生につながるよう、「自分らしく生きる」男女共同参画社会について楽しく、ためになる話しを披露する。
▼アトラクション1(15時20分~16時)を担当する『吉田さんちの大道芸』は、全国的にも大変珍しい親子4人(パパ・長女・次女・三女)で活動。パパは24歳の時に大道芸と出会い、今年で芸歴24年。長女は5歳でステージデビューし、今年で芸歴12年。次女は8歳でステージデビュー、今年で芸歴8年。三女も3歳でデビュー、今年の4月で芸歴2年。これまで全国各地の様々なイベントでパフォーマンスを披露している。
▼アトラクション2(16時~16時35分)では、名古屋・大阪・京都で活動していた同級生4人で結成した「ノックサクソフォンカルテット」がお洒落で楽しいとびっきりの演奏を披露する。
このほか、ロビーで施設利用者による文化芸術作品の展示や、絵画・さをり織りなどの販売、障がい者スポーツの紹介コーナーもある。
誰でも参加可能(参加無料)。定員200名になり次第受付終了。
参加希望者は6月7日㈬までにFAX(059・236・5880)か郵送(〒514の0113、津市一身田大古曽670番地2、「三重県厚生事業団 50周年」係へ)または同事業団のホームページ(「三重県厚生事業団」で検索)から申し込みできる。
FAXか郵送の場合は、名前、電話番号(当日連絡がとれるもの)、同行者がある場合はその名前、配慮を要する項目がある場合は具体的に明記すること。
問い合わせは、いなば園☎059・233・4789へ。
2023年4月27日 AM 4:55