雑草を刈り取って「友愛の庭」を綺麗にする参加者ら

津南ロータリークラブ(以下RC)=西井健之会長=が5月28日朝、ゴミゼロ例会を阿漕浦海岸にある「友愛の庭」で行った。
 同クラブは昭和51年11月10日、設立10周年記念事業の一環として、三重国体開催の地である津ヨットハーバー前にある「友愛の庭」に植樹コーナーを寄贈し、以来、毎年ゴミゼロ運動の名称で清掃活動をしてきたが、追いつかず、いつしか海岸一帯はゴミの山に。
 そこで、昭和56年に清掃の輪を地域に広げようと、「きれいな伊勢の山と海」のスローガンのもと、橋南地区自治会、老人会など約30団体が参加。翌年には参加者が約2千人に達した。
 現在、同RCは活動の輪を広げる起爆剤としての役目を終えたとして、独自に清掃活動を行っている。当日は、参加者らが「友愛の庭」にうっそうと茂った草を刈り集めながら落ちていたゴミも拾い、ヨットハーバーの美化に貢献していた。