

検索キーワード




友達が不用品をリサイクルショップへ売りに行くという。我が家にも捨てるに捨てられない不用品がある。フリマアプリは面倒でやりたくないので、買い取りに期待して友達についていくことにした。
私が不用品を捨てられないのは、ものの命がまだ残っていると思うから。誰かが使ってくれれば捨てるよりずっと気が楽だ。
友達によると、持ち込むものは季節先取りが良いとのこと。今なら秋冬ものだろう。それから、スポーツでもなんでもしっかりしたブランドのものが良いとのこと。
昔やっていた趣味のものを探した。山用のシュラフや大きなザックはもう使わない。他にも少しかじったあれやこれや。
押し入れにある贈答品も持っていこう。木箱入りの額皿、工芸品。タオルは使うかもしれないが、ハンカチセットはもう新たにおろさないだろう。ハンカチは引き出しに何十枚も入っている。
トランク二つと風呂敷一杯分持っていったら、驚きの査定額だった。安くてびっくり。買ったときは何千円何万円したものも数十円。新品のハンカチ十円。芸術的な額皿数百円。それでも買い取りをお願いした。
使うあてもなく、貰ってくれる人もないから不用品である。不用品が家からなくなるだけでありがたい。眠っているものをリサイクルの流れに乗せられた。それだけで満足しよう。
(舞)
2023年10月27日 AM 10:51
<< 11月24日・食事と共に楽しむ 菊池寛・作「藤十郎の恋」 松阪の「八千代」で朗読劇 街道に遊ぶ 第十五歩 諸行無常のひびき >>