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大川学園・三重調理専門学校で4日(いわしの日)と5日、講師に三重すし街道相談役で元大寿司店主の松田春樹さんを招き、「すし特別実習」が行われた。
はじめに、郷土民俗に造詣の深い同学園理事長・大川吉崇さんが、中世にあった、安濃津の鰯を都へ運ぶ約90㎞の「鰯街道」を資料に基づいて解説。その後、松田さんが、寿司の基本でもある「シャリ切り」を実演。「シャリは十分に冷ますことで艶が出る」「シャリはつぶさないように」などと指導した。
また、「いわし寿司」や、高菜で納豆や山芋、かつお節を巻く「高虎巻」、にんにく、梅肉、松阪肉をおぼろで巻いた「夕ざくら巻き」、きゅうりの「かっぱ巻き」の作り方を見せた。
市内の寿司店でアルバイトする1年生の堤優真さん(19)は、「将来の夢は寿司職人になって、松田さんと一緒に握りたい」と夢を語った。
2023年10月12日 AM 4:55
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