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2023年10月

4日、津市美里町三郷のトーシンプリンスビル ゴルフコースで「長谷山ハイツゴルフ同好会」が100回大会を開き、活動の幕を閉じた。
開発から40年以上の歴史がある団地長谷山ハイツ=同町家所=の住民やその知人たちのゴルフを通じた親睦を目的に平成6年から開催。春夏秋冬の年4回ペースで県内のゴルフ場でプレーを楽しんできたが、コロナ禍の影響で、99回大会よりしばらく自粛をしてきた。晴れて、100回の大きな節目を迎えられる運びとなったため、同好会の活動を締めくくることとなった。
有志による同好会という形で、ここまで長期かつ定期的に活動を継続してこられたのは非常に珍しく、ひとえに参加者たちの笑顔が絶えず、世代を越えた交流を楽しむ温かい雰囲気があったからに他ならない。幅広い年齢層で活動しているのも特徴で、今回は、初回から参加している70代のシニア層から、始まった頃にはまだ生まれていなかった20代の若者まで32名が参加した。
参加者たちは朝から1日かけてコースを回り、長谷山ハイツの集会場の表彰式で同好会の活動はフィナーレを迎えた。
同好会の中心となり、初回から100回全て参加してきた宮本益喜さんは「肩の荷が下りてほっとしている。台風やコロナで中止になるなど、色々あったが交流を深められてよかった」と語った。
2023年10月27日 AM 11:12


旧東海道を辿りつつ私は、坂下宿の方へと入っていく。普段、鈴鹿峠を越える場合は、国道1号を通るので、この辺りを歩くのは初めて。静かな山里の景色だけでなく、空気の肌触り、漂うにおい、生活の息遣いなどの音を五感で楽しみ、記憶に刻み込んでいく。
途中、コミュニティ施設の「鈴鹿馬子唄会館」と、登録有形文化財にも指定されている旧坂下尋常小学校の木造校舎を活用した施設「鈴鹿峠自然の家」の下を通り過ぎる。馬子唄とは昔、馬に荷物や人を乗せて運ぶ職業の人たちの間で歌われていた労働歌で、鈴鹿馬子唄は民謡として今も歌い継がれている。「馬子にも衣装」ということわざも汗と泥にまみれた服で、懸命に働く馬子たちの姿に起因している。
少し進むと坂下宿。東海道五十三次の48番目の宿場町で東の箱根と並ぶ難所の麓ということもあり、江戸時代には参勤交代で江戸に向かう大名が宿泊する本陣や脇本陣も含めて、多くの宿屋が軒を連ねていた。現在は、集落の真ん中に立派な二車線道路が走っており、その工事で往時の町並みは失われているが、本陣や脇本陣跡の石碑が残っている。元の坂下宿は更に西の峠寄りの場所にあったが、洪水によって壊滅したため、現在に移されたという経緯がある。ここまで一時間ほど歩き詰めだったので、集落の途中にある公園で一休み。年季の入った動物をかたどった遊具はなんともいえない趣があるが、流石に童心に帰って遊具で遊ぶほど、はしゃいではいない。ポケットからスマートフォンを取り出してグーグルマップ上で、ここからのルートを確認する。ネット上には有志によって、旧東海道のルートがマップ上に打ち込まれているので、それを辿れば道を間違えることが無い。便利な世の中になったものである。坂下の集落を抜けた後は再び国道1号に合流し、峠の方を目指す形になるようだ。しかし、ここに落とし穴が潜んでいた。
鈴鹿峠の国道1号は登り専用と下り専用で道路が分かれており、先述のルートでは登り側に誘導されている。いざ、登り側に来てみると、歩道がないだけでなく、二車線共に同じ方向に車が走っており、右側通行がほぼ意味をなさない。すぐに下り側に戻ると、こちらには、しっかり歩道が整備されていて一安心。インターネットによって、自分が知らない情報を簡単に得られるようになった反面、その正確性は自分の知識や経験によって確かめるしかない。結局のところは「百聞は一見に如かず」ということを痛感する。
国道から再び、旧東海道に戻ると、針葉樹の林に覆われており、路面は、茶色くなった枯れ葉と鮮やかな緑の苔がコントラストを織りなしている。少し奥には元の坂下宿があった場所があり、目を凝らすと生い茂る木々のところどころに石垣が残るなど、人の営みの痕跡が感じられる。400年ほど前にこの閑寂とした場所が多くの旅人で賑わっていたことや、新しい坂下宿も今は姿を消していることを思うとまさに諸行無常である。(本紙報道部長・麻生純矢)
2023年10月27日 AM 10:59
友達が不用品をリサイクルショップへ売りに行くという。我が家にも捨てるに捨てられない不用品がある。フリマアプリは面倒でやりたくないので、買い取りに期待して友達についていくことにした。
私が不用品を捨てられないのは、ものの命がまだ残っていると思うから。誰かが使ってくれれば捨てるよりずっと気が楽だ。
友達によると、持ち込むものは季節先取りが良いとのこと。今なら秋冬ものだろう。それから、スポーツでもなんでもしっかりしたブランドのものが良いとのこと。
昔やっていた趣味のものを探した。山用のシュラフや大きなザックはもう使わない。他にも少しかじったあれやこれや。
押し入れにある贈答品も持っていこう。木箱入りの額皿、工芸品。タオルは使うかもしれないが、ハンカチセットはもう新たにおろさないだろう。ハンカチは引き出しに何十枚も入っている。
トランク二つと風呂敷一杯分持っていったら、驚きの査定額だった。安くてびっくり。買ったときは何千円何万円したものも数十円。新品のハンカチ十円。芸術的な額皿数百円。それでも買い取りをお願いした。
使うあてもなく、貰ってくれる人もないから不用品である。不用品が家からなくなるだけでありがたい。眠っているものをリサイクルの流れに乗せられた。それだけで満足しよう。
(舞)
2023年10月27日 AM 10:51