10月19日、津市森町の三重県動物愛護推進センター「あすまいる」で、津中央ラインズクラブ=西村吉信会長=が、ペット用品など約30万円分の寄贈を行った。
 あすまいるは、やむを得ない理由などで県が引き取った犬や猫を飼育し希望者へ譲渡したり、啓発活動や不妊去勢手術などを行っており、犬や猫の殺処分ゼロの達成にも貢献している。同ライオンズクラブでは動物愛護を今年度の事業に盛り込んでいるため、ペットフード、猫のトイレ砂、ノートパソコンの寄贈を行った。
 西村会長は「令和4年度に県内の殺処分ゼロ達成は素晴らしい」と挨拶。佐々木友美センター長は「殺処分ゼロを維持するためには譲渡だけでは難しい。普及啓発が大切で、飼い主になった時に家族に一員として飼い切ることができる子供を育てていくためにパソコンを役立てていく」と感謝した。
 贈呈式の後は、同クラブの会員がセンターを見学し、保護されている犬や猫とのふれあいも楽しんだ。