昭和の名曲を熱唱する参加者

11月23日、津リージョンプラザお城ホールでカラオケ「優の会」(田中優代表)の『懐メロ・歌つづり~ファイナルステージ』が開かれた。後援=本紙。
 昭和の名曲を子や孫の世代に歌い継ぐという趣旨で毎年開かれており、多くの懐メロファンに愛されている催しも11回目にして今回が最後。会主の田中優さん(88)はカラオケブームの折に県下でいち早くカラオケ同好会を立ち上げ、発表会を開催している。前身の時代を合わせると計42年にも及ぶこともあり、老舗的な存在としても知られている。
 きらびやかな衣装をまとった参加者たちは、次々とステージに上がり、この日のために歌い込んできた昭和の名曲を披露。途中、挨拶でステージに上がった田中さんは「42年もの間、支えて頂いたおかげで安全に事故もなく続けてくることができた」と長年の活動を振り返りながら感謝した。
 最後は会場が一丸となって「好きになった人」を歌い、盛大にフィナーレを迎えた。今後は規模を縮小した企画を行っていく予定。