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三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第110回文化講演会?「発見塾」が1月27日㈯13時半~15時、津リージョンプラザ1階中央保健センター待合ホールで開かれる。主催=津市民文化祭実行委員会・津市。主管=津文化協会。後援=三重大学、本紙。
今回の講師は同大学生物資源学研究科の古丸明教授。テーマは「真珠の美しさの秘密」。
古丸教授は「真珠の美しさは、真珠の柔らかい光沢と独特の美しい色からきています。真珠の色は、真珠に含まれる色素(黄色いか、白いか)によるものと、真珠層の構造から得られる色(色素によらない)があります。色素による色は、貝が分泌する黄色色素の量で決まっています。
一方、真珠の断面には、薄い層が多数積み重なっています。一層が厚いと若干色がピンクに、薄いと青になりますが、これは色素によらない色です。また、真珠の表面で光の一部は反射します。表面の平滑な方が光沢は強くなります。このような真珠の美しさの秘密について、真珠を収穫するのが冬である理由も含めてご紹介します」と話す。
入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
問い合わせは☎090・1236・1144辻本さん。
尚、会場は土足厳禁で履物の収納スペースは設置されている下駄箱を使用。
2024年1月25日 AM 4:55
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