1月2日・3日、津市大里窪田町に伝わる「窪田獅子舞」(津市指定無形文化財)が6年ぶりに披露される。
 町内にある式内社・石積神社の3年毎の式年に合わせて舞い、五穀豊穣、家内安全、地域発展などを祈願している。前回は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止された。
 獅子、笛と太鼓の囃子、巫女などの役割があり、小学生から20代が参加。獅子と囃子はこれまで男性のみの参加だったが、時代の流れに合わせ、今回初めて小学生が担う子役に女子2名が参加している。
 練習は窪田集会場で11月中旬より毎日続けられており、経験者らで構成する継承団体「春月会」の会員が熱の入った指導を行っている。参加する若者たちは「頑張るので、沢山の人に見に来てほしい」と声を揃える。
 獅子舞が披露されるのは1月2日①桜町町内舞9時半~、JR一身田駅前②六大・坂部町内舞14時~、窪田集会場前。1月3日(全て石積神社)①階下・馬場町内舞9時~②窪田町獅子神楽祭式典14時~③舞込み15時~。