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右折車に轢かれそうになった。信号のある交差点の横断歩道を歩いていた時である。
車に気づいた私はヒッと言って固まってしまった。機敏に衝突を避けるなんてできない。車は数十センチのところで私の身体に触れずに止まった。びっくりした。
運転席の女性が拝むようなしぐさをした。私は頷いてそのまま横断歩道を進んだ。交通事故はこんな風に起こるのだと思った。
右折は危ない。対向車の来ないうちにとアクセルを踏む。つい数週間前のわが身を振り返った。その日は強い雨が降っていた。交差点を車で右折したのは私。車を進めて横断歩道に差し掛かった時ドキッとした。車の右に傘をさした人の背中が見えた。
もちろん接触はしていない。しかし右折する時にその人の姿が見えていなかった。十秒違えば轢いていたかもしれない。横断歩道に人がいるのに気づけなかったことにショックを受けた。交通事故はそんな風に起こる。
これからのことを考える。信号のある横断歩道でも車の運転者と視線を合わせてから渡ろう。運転する時はどうしよう。それはもう注意深く運転するしかない。雨の日や夜の運転をできるかぎり避けよう。
免許を取得して何十年にもなるが、これまで人に怪我をさせたことはない。私も怪我をしたことがない。このまま交通事故と無縁でいたいものだ。
(舞)
2024年5月9日 PM 4:55
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