三重県立美術館で企画展「シュルレアリスムと日本」が開かれている。会期は6月30日㈰まで。 今から百年前の1924年、フランスの詩人、アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表し、現代文化に幅広い影響をおよぼした20世紀最大の芸術運動、シュルレアリスムが創始された。人間の無意識や驚異の美を探求し、精神の自由と解放を目指した同運動は、やがて各国に広がる。
 日本でも1920年代末から古賀春江や福沢一郎らがシュルレアリスムを導入し、30年代にはシュルレアリスムの絵画表現が盛り上がる。
 三岸好太郎、北脇昇、靉光(あいみつ)、岡本太郎らが注目すべき創作活動を行い、画学生たちは前衛グループを結成して美術界の新しい勢力となる。しかし、まもなく日本の軍国主義はこの運動を弾圧し、戦争で多くの画家の命が奪われ、散逸、焼失した作品も少なくない。
 今展覧会では、昭和戦前期における日本のシュルレアリスム表現を現存する絵画、デッサン、写真など約90作家の作品や資料など総計約200点によって約30年ぶりに大規模に紹介している。
 開館時間は、9時30分~17時(入館は16時30分まで)。休館日は毎週月曜日。観覧料は、一般1000円、学生800円、高校生以下無料。
 


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 応募多数の場合は抽選。当選は券の発送をもって代えさせて頂きます。締め切りは5月16日必着。