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(公社)津市シルバー人材センター(津市三重町津興)の設立40周年記念式典が5月30日、津リージョンプラザお城ホールで開かれた。
同センターは、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、昭和59年11月に会員数189名で社団法人として設立。会員は津市在住の高齢者(60才以上)で構成。企業や家庭、公共団体等から様々な仕事を引き受けて地域の経験豊かな高齢者に仕事を提供。また、働くことを通じて高齢者の生きがいと健康づくりをすすめ活力ある地域社会の実現に貢献してきた。
平成24年4月には公益社団法人に移行した。現在の職員数は事務局長1名、正規職員4名、准職員6名、パート職員1名、役員13名、監事2名。会員数は934名(男性641名、女性293名)で最高年齢は男性90歳、女性86歳。請負委任契約額は令和5年度は3億4372万円。
式典の冒頭で田中義久理事長は「新型コロナ感染症が昨年5月に5類に移行し、以前の生活に戻ってきた。3年以上のコロナ禍で当センターの契約数、会員数共に少なからず影響を受けたが、皆さんの協力で一定の成果を残せた。しかし、昨年10月から実施されたインボイス制度、今年秋から予定されている『特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律』(フリーランス・事業者間取引適正化等法)への対応が求められている。当センターでは第3期中期計画に基づき、会員の拡大、就業機会の開拓、適正安全就業に重点を置き、元気な高齢者が地域に根差した社会参加ができ、生きがいとなるよう活力あるシルバー事業に取り組んでいく」と話した。
続いて、活動に尽力した会員11名と13団体・企業に感謝状を贈った。
総会終了後は40周年記念アトラクションも開催され、落語家の三遊亭あら馬さん、林家三平さんによる落語や、マジシャンのマギー審司さんが、軽妙なマジックと話術を披露し会場を盛り上げると共に、皆で40周年を祝った。
2024年6月13日 AM 4:55