2024年6月

 

友愛の庭の清掃活動に参加したみなさん

津南ロータリークラブ(以下RC)=今西孝彰会長=が5月26日朝、ゴミゼロ例会を阿漕浦海岸にある「友愛の庭」で行った。
 同クラブは昭和51年11月10日、設立10周年記念事業の一環として、三重国体開催の地である津ヨットハーバー前にある「友愛の庭」に植樹コーナーを寄贈し、以来、毎年ゴミゼロ運動の名称で清掃活動をしてきたが、当時の阿漕浦一帯は心無い人の捨てた空き缶やゴミが山積しており、清掃が追いつかず、いつしか海岸一帯はゴミの山に。
 昭和55年(1980)に当時の広田正夫会長は、それまでロータリー会員だけで取り組んでいた清掃活動を地域全般に広げようと、「とり戻せ、きれいな伊勢の海と山」のスローガンのもと橋南地区自治会、社会福祉協議会などに呼びかけ、老人会、婦人会、子ども会、ボーイスカウトなどの団体の協力を得て、同年10月の第1回に続き、翌年には1000人を超える地域住民による第2回阿漕浦海岸清掃が実施された。
 同RCは活動の輪を広げる起爆剤としての役目を終えたとして、現在は
地区社会福祉協議会等が主催運営を引き継いでいるが、同RCは独自に清掃活動を行っている。
 当日は、45名が参加。「友愛の庭」にうっそうと茂った草を刈り集めながら落ちていたゴミも拾い、ヨットハーバーの美化に貢献していた。

コーラスグループ コール「蘭」

 コール「蘭」の30周年記念演奏会が6月30日㈰14時~(開場13時30分)津リージョンプラザお城ホールで開かれる。後援=津市、津市教委。助成=岡田文化財団。 
 1993年に結成されたコール「蘭」は、旧津、一志、鈴鹿在住の女性たちで結成したおかあさんコーラスグループ。1996年以降は、津市民文化祭合唱音楽の部、全国おかあさんコーラス大会三重県大会に毎年参加しているほか、デイケアセンターに毎年2回訪問演奏。2015年には総文大ホールで開かれた加藤登紀子50周年記念百万本のバラコンサートのバックコーラスとして賛助出演した。
 また、2022年に津城復元の会が津リージョンプラザお城ホールで開いた「津城復元 桜待ちコンサートⅡ」にも出演している。
 当日は指揮者に川島雅樹さん、ピアノ伴奏は丸地麻美さん、フルートの原田美佳さんを迎える。
 ステージは3部構成。
 ▼第1部「心の歌を」=楽曲は、花、荒城の月、浜辺の歌、赤とんぼ、花の街、夏の思い出、ほか。
 「心の歌 日本抒情歌曲から」=独唱・川島雅樹さん、小柴雅子さん。楽曲は、この道、からたちの花、夏は来ぬ。
 ▼第2部「歌の彩りを」=女声合唱曲集「植彩のアルバム」から=花さくら、花束をあなたに、リルケの薔薇、コスモス。  
 ▼第3部「心の豊かさを」= 女声合唱とピアノのための「火の山の子守」青い花、夢幻、傘もなく、落葉、夏のデッサン、ほか。
 全席自由、入場料1000円。三重県総合文化センターチケットカウンター、谷楽器店、近藤楽器店、団員で取り扱い。 問い合わせは稲垣さん☎090・7030・9001、服部さん☎090・9029・9191へ。

 消費税を中心とした間接税の納税者でつくる津間税会(森昌哉会長)は5月24日、プラザ洞津で第55回通常総会を開いた。
 同会は、税務行政に協力することを基本理念とし、消費税のあり方を考える団体として消費税の完納運動や周知啓発運動、学校へ出向いて児童・生徒向けの出張租税教室の実施。また、税の標語作品募集と表彰式、世界の消費税率を印刷したクリアファイルの配布などに取り組んでいる。
 総会では、令和5年度の事業報告承認案、同収支決算報告承認案、令和6年度の事業計画案と収支予算案などを全会一致で可決した。
 総会に先立って開かれた記念講演会では、津税務署法人課税第一部門・統括国税調査官である広岡辰文さんが「税金トリビア」と題し、国税庁の報道発表資料を基に、令和4事務年度の所得税や消費税の調査の状況を話した。
 「所得税は1年間で約4万6千件を調査し、追徴税額は約1015億円。簡易な接触を含めた追徴税額は過去最高の1368億円となっている。有価証券・不動産等の大口所有者や海外投資を積極的に行っている個人など、いわゆる『富裕層』や、インターネット上のプラットホームを介して行うシェアリングエコノミーなど新分野の経済活動に係る取引や、暗号資産(仮想通貨)などの取引を行っている個人等に対して積極的な調査を実施している。特に無申告者に対しては、自発的に適正な申告をしている納税者に強い不公平感をもたらすことになるため、的確かつ厳格に対応していく必要がある」と強調した。
 その後、「事業所得を有する個人の1件当たりの申告漏れ所得が高額な業種」について、平成25事務年度から令和4事務年度の上位5位をランキング形式で示し、令和2事務年度には、それまで1位もしくは2位にランクされていた風俗業がランク外になり、逆に経営コンサルタントやブリーダーなどが上位にランクされるなど、大きな変動があったこと、また、その要因はコロナの影響を受けているのではないかと独自の推測も交え説明した。

 消費税を中心とした間接税の納税者でつくる津間税会(森昌哉会長)は5月24日、プラザ洞津で第55回通常総会を開いた。
 同会は、税務行政に協力することを基本理念とし、消費税のあり方を考える団体として消費税の完納運動や周知啓発運動、学校へ出向いて児童・生徒向けの出張租税教室の実施。また、税の標語作品募集と表彰式、世界の消費税率を印刷したクリアファイルの配布などに取り組んでいる。
 総会では、令和5年度の事業報告承認案、同収支決算報告承認案、令和6年度の事業計画案と収支予算案などを全会一致で可決した。
 総会に先立って開かれた記念講演会では、津税務署法人課税第一部門・統括国税調査官である広岡辰文さんが「税金トリビア」と題し、国税庁の報道発表資料を基に、令和4事務年度の所得税や消費税の調査の状況を話した。
 「所得税は1年間で約4万6千件を調査し、追徴税額は約1015億円。簡易な接触を含めた追徴税額は過去最高の1368億円となっている。有価証券・不動産等の大口所有者や海外投資を積極的に行っている個人など、いわゆる『富裕層』や、インターネット上のプラットホームを介して行うシェアリングエコノミーなど新分野の経済活動に係る取引や、暗号資産(仮想通貨)などの取引を行っている個人等に対して積極的な調査を実施している。特に無申告者に対しては、自発的に適正な申告をしている納税者に強い不公平感をもたらすことになるため、的確かつ厳格に対応していく必要がある」と強調した。
 その後、「事業所得を有する個人の1件当たりの申告漏れ所得が高額な業種」について、平成25事務年度から令和4事務年度の上位5位をランキング形式で示し、令和2事務年度には、それまで1位もしくは2位にランクされていた風俗業がランク外になり、逆に経営コンサルタントやブリーダーなどが上位にランクされるなど、大きな変動があったこと、また、その要因はコロナの影響を受けているのではないかと独自の推測も交え説明した。

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