当日の様子

 父の日の6月16日、2年前ほど前に閉店した日本料理店「梦窓庵」=白山町真見=の建物や周囲で、マルシェが開かれた。
 同店の経営者だった久世悟司さん(享年84歳)の娘、恭加さん(54)が開いたもの。昨年亡くなった父のお気に入りだった場所を活用したいという思いがきっかけとなった。
 当日は建物やその周囲に、雑貨、占い、ペット用品など7店舗が出店。訪れた人たちは、趣深い建物や周囲の豊かな自然を味わいながら、買い物を楽しんでいた。
 恭加さんは「地域の人たちに発電機を貸してもらうなど、助けてもらったおかげで開催できた」と感謝した。