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ボランティア団体「ツラブ」=山路小百合代表=は、7月28日、津新町会館で子供たちと環境について考えるワークショップ「海洋ゴミで工作しよう!」を開き、津市内在住の10組の家族30名が参加した。
「ツラブ」は、ふるさとの津をもっと良くしたいという想いで設立。未来を担う子供たちが希望を持てるまちづくり、人と人の繋がりを大切にする事を目的に、主に清掃・環境美化啓発活動、地域活性化活動や地域の歴史勉強会などを行っている。
今回は、海岸清掃で集めた海洋ゴミを使って工作し、楽しみながら環境について学び、理解を深めると共に、未来のためにゴミを捨てない、落ちていたら拾う、という意識を持ってもらおうと企画。今回が3回目。
始めに、マイクロプラスチックを使った「万華鏡」を制作。続いて、同団体メンバーの家城貴司さんが講師となり環境学習「うみのごみのおはなし」も実施。
使い捨てられるプラスチックは、衛生的で便利な反面、廃棄される量も多く、自然環境に多大な負荷をかける存在。中でも、大きさが5㎜以下のマイクロプラスチックによる問題は、生態系に大きな影響を及ぼす可能性もあり、非常に深刻。国や自治体・企業などでは、マイクロプラスチック削減に向けた様々な対策が取られているが、多くの課題が残っている。
家城さんは「現在、世界の海にはクジラ100万頭分のマイクロプラスチックがあり、毎年5万頭分づつ増えている。プラスチックが自然に消滅するには約400年かかる。これは無くならないのと同じ。また、海の中のマイクロプラスチックは除去できないので、これ以上増やさないようにすることが大事」と分かりやすく説明した。
続いて行われた工作時間では、マイクロプラスチックのほか、海岸などで見つかるガラス片のシーグラス、貝殻などの材料を使い、思い思いの「ペンダントトップ」、や「エコクラフトのかご」、流木を使った「ハンガー」の制作に挑戦した。
参加親子は「材料は廃棄物だけど美しい作品に仕上がった。ゴミを無くして綺麗な海を残していきたい」と話した。
2024年8月8日 AM 9:16