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思いやりのある行動や奉仕活動をたたえる「小さな親切」運動の実行章伝達式が7月16日㈫、津市丸之内の百五銀行で行われた。今回は個人5人と11団体が選ばれた。
「小さな親切」運動は、1963年(昭和38年)3月の東京大学の卒業式で、当時の茅誠司総長が卒業生に向けて話した次の言葉をきっかけに始まった。
「『小さな親切』を勇気をもってやっていただきたい。そしてそれが、やがては日本の社会の隅々までを埋めつくすであろう親切というなだれの芽としていただきたい。
大学で学んだ様々な知識や教養を、ただ頭の中に百科事典のように蓄えておくだけでは立派な社会人とはなれません。その教養を社会人としての生活の中に生かしていくには、やろうとすれば誰でもできる『小さな親切』を絶えず行っていくことが大切です。『小さな親切』はバラバラな知識を融合させる粘着剤の役目を果たすのです」。 この卒業告辞に感銘を受けた人々が提唱者となり、卒業式から3カ月後の6月13日にスタートした。
同時にこの運動を推進する事務局として「小さな親切」運動本部が発足。現在「小さな親切」運動本部は、「小さな親切」を前提とする社会道義の確立に寄与することを目的に、全国32道府県本部、132市町村支部とともに、次世代を担う青少年をはじめ広く国民の間に「小さな親切」の心を育てる様々な活動を行っている、
三重県本部事務局は百五銀行が務めており、伝達式は年に2回実施。今回で78回目。県本部の代表を務める百五銀行の伊藤歳恭会長が一人ずつ実行章を手渡し、その活動に感謝の意を伝えた。
本紙配布エリアからの受章者は次の通り
個人(敬称略)
▼大西恒郎(白山町)…町内会活動に貢献
(実行内容)台風などの豪雨が予想される時、夜間に氾濫が起こらないように、何度も川の水位や水門の確認をし、見守り活動を続けている。また、地区の役員活動を通じて高齢者世帯の確認、子供の通学路の自発的な草刈りボランティアも行っている。
▼久世准生(白山町)…読み聞かせボランティア
(実行内容)東日本大震災で被災した子供達に寄り添い、50箇所以上の学校で読み聞かせのボランティア活動に携わった経験を活かし、津市内の幼稚園から高校まで出向き、読み聞かせや人権講演を行っている。
団体
▼㈱南工業(白山町)…PTA活動に貢献
(実行内容)事業活動で発生する段ボールを地元の家城小学校に無償で提供。集まった段ボールは業者に買い取ってもらうことでPTAの活動資金に充てられている。
▼ミヤコ産業㈱(津市雲出本郷町)…鯉のぼりで青少年育成
(実行内容)約30年以上前から毎年子どもの日に合わせて会社事務所のクレーン車を活用して約30匹の鯉のぼりを高く掲揚し、地域住民から喜ばれている。
▼立成けいび隊(久居野村町)…見守り活動
(実行内容)久居立成地区において20年以上にわたり毎日、小学生の通学見守りボランティア活動を実施。久居駅東側エリアは住宅地の開発が続いているため、今後も見守りは続ける。
▼チームみつばち(白山町)…地域活性化活動 (実行内容)毎年3月と10月に家城駅の駅舎清掃を実施。また、家城公民館主催の盆踊り・運動会・文化祭の運営の手伝いや、家城地区の巨大絵馬設置の手伝いを実施。
2024年8月22日 AM 4:55