前葉市長と、自ら作品と共に谷さん(右)と辻本さん(左)

 「第6回U─20日彫展~集まれ!未来の彫刻家」において、日彫賞(最高位)を受賞した谷和奏さん(10、西が丘小4年)と、優秀賞を受賞した辻本彪汐さん(12、橋北中1年)が8月28日、津市役所の前葉泰幸市長を表敬訪問した。
 同展は20歳以下の次世代を担う彫刻家を育成するべく、毎年4月に東京都美術館で日本彫刻展覧会と同時開催している。二人とも彫刻家・田中厚好さんに師事している。
 谷さんの受賞作品「あまやどり」は、自宅で飼っているウサギがまぼろしの世界に迷い込み、木の下で雨宿りをしていたところ、雨がやみ太陽がキラキラと照らしている様子を紙粘土におはじきやビー玉を埋め込んで表現。
 辻本さんの作品は強くてかっこいい架空の生き物がテーマ。昨年はサーベルタイガーが崖の上から見下ろす作品を出展したが、今年は龍が実世界に飛び出す様子を紙粘土で表現した。
 前葉市長から祝福を受けた谷さんは「雨が降って虹が出て反射して映った様子でビー玉は雫を表現した」と作品について説明。辻本さんも「一番難しかった点は地面のでこぼこの表現や手の向きなどを表現するのに工夫が必要だったこと」と制作時を振り返っていた。