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はし家、大観亭支店栄町本店、新玉亭、両口屋が参加する津うなぎ専門店組合は8月26日、津市寿町の本徳寺でうなぎを供養し、津ヨットハーバーで放流会を行った。例年、地域の子ども達がうなぎを手掴みして放流することで豊漁を願っていたが、9年目となる今回は同組合関係者のみ5名が参加。10㎏40匹のうなぎを海へ放流した。
うなぎ年間消費量が日本一になったこともある津市。近年は、SNSの口コミを中心に、安くて美味しいと話題になり、東海や関西圏といった県外からの来店客が急激に増えているという。
同組合会長ではし家代表取締役の上原正広さんは「一年間の感謝と、年々シラスの量が減っていることから、1匹でも多く取れるよう祈念して、今年も供養と放流を行った。県外では、夏だけの敷居が高い食べ物という感覚があるが、地元では庶民の味。物価高の影響で厳しい反面、これからも年間を通して楽しんでもらえるよう、津市のうなぎ文化を地域一丸となって守っていきたい」と話した。
2024年9月26日 AM 4:55