贈呈式の様子…志田会長(左二人目)と 田中事務局長(右二人目)

 11日、「津ロータリークラブ」=志田行弘会長=は11日、津市大門のホテル津センターパレスで知的障害者にスポーツの機会を提供するNPO「スペシャルオリンピックス日本・三重」=松田英明理事長=に大会で選手に授与するメダル150個を送った。
 スペシャルオンリンピックスとは知的障害のある人たちに、自立と社会参加を促すことを目的としたオリンピック競技種目に準ずる様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を提供する団体。同クラブは2016年から同団体の支援を継続。同団体20周年記念大会の各競技で上位入賞選手に授与する金銀銅メダル計150個を寄贈することとなった。
 贈呈式の冒頭で、原田朋幸社会奉仕委員長が「出場する競技者全てにメダルやリボンを授与する趣旨に素晴らしいと感銘を受け、メダルの一部を支援することとなった」と経緯を説明。志田会長より、田中賢治事務局長に目録が手渡された。
 田中事務局長は謝辞を述べるとともに「活動は20年にとどまらず、30年、40年と続けていく」と語り、今後も継続的な支援を求めた。