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10月6日㈰13時半から(13時開場)、津市久居アルスプラザときの風ホールで「女声コーラスひさい創立40周年記念ふれあいコンサート」=大西みゆき代表=が開かれる。入場無料。後援=津市教育委員会、津文化協会。
同団体は、1983年、当時旧久居市立立成小学校のママさんコーラスが源流。翌年に女声コーラスひさいとして発足した。久居公民館まつりや七夕コンサート、ひさい音楽祭、ふれあいコンサートなどへの連続出演や、地域の介護施設などへの訪問演奏などにも精力的に取り組んできた。
指揮・笠木厚憲、ピアノ・服部素子。賛助出演=伊勢女声cоrо cuоre、辻岡沙希、廣めぐみ、星合智美さん、松岡みつ子。
演目は女声合唱とピアノのための「花のかず」より、花のかず、クルミ、曇り日なら、ほか▼続・昭和の乙女♡ポップスを唄う、かもめが翔んだ日、恋の季節、魅せられて▼厚憲の部屋、お六娘ほか。▼女声合唱のための組曲「旅」、全曲。
入場には整理券が必要。持っていない人は当日に受付で受け取ること。
問い合わせは大西代表☎090・6640・0343へ。
2024年9月26日 AM 4:55
先日、友人と松阪市飯高町に出かけ、伊勢茶処の茶房で一息しました。店の人から煎茶を勧められ、「この砂時計の砂粒がすべて下に落ちた時が飲み頃になります。それまでお待ち下さいね」と言われ、その砂の様子を眺めていました。
落下していく砂が一番細いくぼみを過ぎると一気に下に向かって行き、やがて小さな山を作っていきます。砂は岩石が風化の働きで削られて小さな粒となったものです。砂にも質(品質、性質)があり、くぼみから一瞬、ピカッと輝いて落ちていきます。砂の粒はまるで人間の一生を語っているように感じました。
聖徳太子は皆が一つとなり国を守ろうよと「和を以て貴しとなす」と日本の国の基礎を整えています。空海(弘法大師)は人生を大切にし、皆に大丈夫だよと勇気と生きるすべを教えています。織田信長は貨幣を使い、お金と人々のコミュニケーションの場として楽市楽座を作り統一を計ろうしましたが、独裁の考えが強かったので横死(不慮の死)しています。徳川家康は戦国時代に終わりを告げる為に年号を「元和」(和かな時代に元そうよ)とし、封建制度であるが天皇家と将軍家を一体とすることで長い平和な時代を作っています。和子姫(東福門院)、和宮の名前(〝和〟がつく)も歴史の中に出てくるのも面白いなあと思います。二宮尊徳は皆が共に懸命に働き、懸命に学ぶことを述べ「日本の民主主義者」と認められています。近代日本の礎となった野口英世、北里柴三郎は人類の命を守る治療法を確立して感染症や伝染病に貢献しています。そして、〝日本資本主義の父〟といわれる渋沢栄一は銀行、病院、鉄道や会社を設立し、福沢諭吉や大隈重信らと共に国を豊かにしようとしました。福沢諭吉は慶應義塾を創設し、著作『学問のすすめ』は多くの国民に影響を与えている。その弟子の小川駒橘(後に実業家となりその兄は和歌山市長、そして孫はノーベル賞を受けた湯川秀樹)は久居藩校に招かれて(1870)明治三年九月に英語科を開く手伝いをしています。この時は八名の生徒で寄宿生活をしていました。久居義塾として(1871)明治四年八月に改まり明治六年に同科は五二名になっています。三重県で英語科を加えて授業したのはこの久居だけ‼
久居義塾は廃藩置県で消滅しましたが、その学風と心意気は今も現在の誠之小学校に受け継がれています。
近代社会の女性の活躍はめざましく、新島八重(夫と共に同志社大学設立)、津田梅子(津田塾大学設立)、荻野吟子(日本最初の女医師)、竹越竹代(最初の国民新聞女性記者)、女性の精神的自立を歌で世に伝えた野村望東尼(歌人)、反戦長歌の「君死にたまふこと勿れ」で有名な与謝野晶子(歌人)、市川房枝(政治家)等は女子教育や女性の地位向上に貢献しています。この先駆者たちの導きにより現在の政治家、アナウンサーや編集者等あると思います。凄い活躍と情熱で日本の歴史が育まれてきました。
日本人の心根は和と善と思っています。世を動かす人は人のため、世のために動いています。利他です。人間はそれぞれに〝今〟を生き、希望、努力、工夫、真剣に取り組み、楽しみ又その瞬間には大きく耀きます。その人の人生の質と歴史です。のちには過去となった人生の砂の山の所々でピカッピカッと光がみられます。
さて、砂時計の上の部分がすっかりとなくなった頃です。店員さんが下に積もった砂を見て「もう美味しいお茶ができましたよ」と声を掛けられました。
歴史上に輝きを残してくれた先人は人々を愛するために生まれてきたのでしょう!私も砂の質のように楽しく有り難く進みたいものだと思います。
(全国歴史研究会 三重歴史研究会 ときめき高虎会及び久居城下町案内人の会会員)
2024年9月26日 AM 4:55
「三重県行政書士会」は10月1日10時~16時に「行政書士による無料電話相談」を実施。
毎年10月は行政書士制度広報月間に合わせて行われているもの。
相談できる内容は①遺言・相続(遺言書の作成支援など)②会社・法人(定款・議事録の作成など)③建設・産廃(許可申請など)④運輸・交通(自動車の名義変更など⑤国・自治体による事業支援活用(補助金・支援金・給付金など)⑥国際関係(国際結婚など)⑦農地・開発(土地の利活用のための農地転用許可申請)⑧民事・契約(離婚協議書の作成など)⑨各種営業許可申請8生涯福祉サービス指定申請)⑩行政手続法等に関する相談。
予約不要だが事前予約も可能。相談は☎059・226・3137へ。
また、津支部では①13日㈭10時~16時に津まつり会場の市役所北の森永ビル前②27日10時~16時、久居まつり会場の津市久居アルスプラザ2階で無料相談会を実施。
2024年9月26日 AM 4:55