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4日、津城跡=津市丸之内=の模擬櫓前で津藩祖・藤堂高虎公の壮年期の姿を描いた等身大パネルの除幕式が行われた。
式は、津城復元に向けた募金活動などに取り組んでいる「津城復元の会」=西田久光会長=と、津城跡で観光客などへのボランティアガイドを行っている「安濃津ガイド会」=藤本智恵子会長=が開いたもの。パネルの制作及び寄贈をしたのは、㈱キヒラ工房の紀平昌伸さん。紀平さんは、ポスターや写真を基に手書きで俳優をそっくりの姿で描く映画看板職人で名手として知られる。
パネルに描かれた絵のモデルとなったのは藤堂家の菩提寺だった寒松院が所蔵していた木像。第二次世界大戦の際に焼失してしまったが、津藩の資料「公室年譜略」に「甚だよく似たりと云々」と記されていることから像の写真の顔を参考にし、身長190㎝、体重110㎏と記録が残る高虎公の巨体を再現した等身大パネルを制作。トレードマークである唐冠形兜と甲冑で身を固めつつも、温かいまなざしで子供や領民を見守る姿が表現されている。
パネルの除幕に先立ち、津城復元の会の西田会長は「これぞ高虎公。大いに活用をしたいと思っている」と挨拶。紀平さんは「背が高いので、少し下を向いて子供や領民を優しい顔で守っているイメージ」とパネルについて説明した。
その後、駆けつけた前葉泰幸市長らと共に幕が取り除かれ、パネルが姿を現すと集まった人たちから拍手が送られた。
パネルは基本、模擬櫓内に常設。津まつり開催中は10時~16時に模擬櫓内を公開。パネルは13日はフェニックス通りの会場で特別展示する。
2024年10月10日 AM 4:56
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