県内外5つの大学の6名が、博物館学芸員の資格取得をめざし、8月20日~24日までの5日間、斎宮歴史博物館(多気郡明和町竹川)で実習を受けた。学生たちは、この実習の仕上げとして、伊勢市の小町塚経塚(こまちづかきょうづか)から出土した「瓦経」のレプリカを、説明パネルと共に同館エントランスホールに展示。12月20日㈮まで、同館エントランスにて無料で観覧できる(常設展や特別展の観覧には別途観覧料が必要)。
 瓦経は、瓦を一枚の紙に見立て、裏表に経典が刻まれたもの。平安時代後期の西日本で盛んに作られたという。
 実習を担当した同館学芸員の船越重伸さんは、「学生たちは役割分担をして、協力し合いながら取り組んでくた。展示の基本は、見る人に理解してもらうこと。実際に飾って明確になった課題もあり、今回の学びを社会人になってからも活かしたいと話していた。瓦経は馴染みのないテーマだが、学生たちの成果を見てもらえれば」と来場を呼び掛けた。
 入館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。