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津市垂水の石水博物館は、11月17日まで、京都市東山区の洛東遺芳館が所蔵する京の豪商、柏原家伝来のコレクションを展示している。江戸に店を構えた柏原家は、幕末、津の豪商である川喜田家から養子を迎え、現在まで交流を続けている。この所縁から、同規模の展示会は、全国でも初めての実施。ほとんどの作品が初公開という非常に貴重な機会だ。
多くの伊勢商人が愛した円山応挙の天明3年(1783年)「虎図」、天明6年(1786)頃の呉春「孔雀図」、江戸で活躍した宋紫石の傑作とされる明和5年(1768)「猛虎図」といった絵画の他、婚礼調度の貝桶と合わせ貝、お歯黒道具などの優美な名品が並ぶ。
25日㈮、11月3日㈰、11月16日㈯は、14時より30分程度、申込不要のギャラリートーク。当日の入館料のみ必要。担当学芸員の桐田貴史さんが案内する。「津と京都は、昔から往来があり、歴史的にも近しい関係。かつて京都を襲った数々の災害を奇跡的に逃れ、今日まで受け継がれてきた美しい作品を、この機会に是非」と桐田さん。
洛東遺芳館所蔵名品展「京商人の美意識」は11月17日㈰まで。入館料一般500円、学生300円、中学生以下無料。開館時間は、10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。
また、26日㈯14時~15時40分(13時30分開場)、津市大谷町の三重県立美術館講堂で、洛東遺芳館の川﨑博さんによる記念講演会が開かれる。聴講無料。石水博物館ホームページ問い合わせフォーム、または電話での申込が必要。先着100名。
問い合わせは、☎059・227・5677へ。
2024年10月24日 AM 10:38