2024年11月

点灯カウントダウンライブ

 9日、三重県総合文化センター祝祭広場で、「そうぶんの竹あかり2024」点灯カウントダウンライブが開かれた。8年目を迎える今回は、開館30周年を記念して、特別バージョンの竹あかりが登場。ライブ演奏やキッチンカーの出店も賑わった。
 演出を手掛けたcanaareaの川渕皓平さんは、「メインモチーフの花を囲む六芒星には、植物の蔦や葉を描いた。その上には地球が浮いている。平和への祈りと、豊かな緑がいつまでも続くようにと願いを込めて制作した」と、来場者に向け今年のテーマを説明。柔らかく温かな光に包まれる中、伊勢市を拠点に活動する夫婦音楽ユニット「MUKUNOKAMI」が力強い歌と演奏を披露し、観客を魅了した。
 竹あかりは広場だけではなく、2階回廊からも楽しめる。また、知識の広場では、12日~25日の女性に対する暴力をなくす運動のシンボル、パープルリボンと竹あかりがコラボレーションする。
 ライトアップは12月1日㈰まで。時間は、17時~21時。休館日は、月曜(祝日の場合は翌平日)。雨天開催。
 問い合わせは、三重県総合文化センター総務部☎059・233・1105へ。

 

来場者でにぎわう会場

9日・10日津市一志町日置の「ホンダカーズ津・一志店」で「秋の大感謝祭」が行われた。
 1年の感謝を込めて毎年行っているもの。今年も両日共に大勢が来場。揚げたこ焼き・ポップコーンでのおもてなし、旬のホンダ車を驚きの価格で販売する恒例のディーラー使用車特売会、成約特典で豪華プレゼントがもらえる期間限定商談、子供たちが楽しめるゲーム(ストラックアウト・射的・輪投げ)などスタッフ総出の温かいイベントで盛り上がった。
 また、顧客の協力による組子細工の体験ブースも好評だった。

 今年の夏は歴史的記録ずくめの暑さが続きました。それでも、いつの間にか日暮れが早くなり、木々も色づき始めて、ようやく日差しも和らいでまいりました。
 今回は市川團十郎丈と「小唄 夜雨会」の関わりについて述べさせて頂こうと思います。市川團十郎丈が主催する小唄の会を「小唄 夜雨会」と言います。十代目・市川團十郎が市川三升と名乗った時に、多数の小唄を作詞しております。この方は九代目・団十郎の婿養子で、生来の音曲好きから、あらゆる邦楽に通じ、その教養と趣味は劇団随一と称せられました。昭和31年に亡くなった時、十代目・団十郎の名を追贈されました。また、一周忌にあたる昭和32年には、三升丈の風格を称え、小唄の遺作を末永く唄い伝えようと、三升の俳号「夜雨」を会名として「小唄 夜雨会」が伊藤深水、遠藤為春によって発足されました。今回、五年ぶりの今年9月30日に、東京三越劇場でこの会が催されました。私も夜雨会の会員であり、私の弟子である松田健一さんと出演致しました。会員様始め、各流派の小唄の御家元様の出演の他、十三代目・団十郎丈と、その娘のぼたんさん、また妹の翠扇さん、吾妻徳穂さんの小唄振りもあり、大変素晴らしく、盛会に終わりました。
 今回は、市川三升丈が作詞した曲の中から歌舞伎小唄「長兵衛」と「助六」の二曲をご紹介したいと思います。
 1曲目は「長兵衛」です。歌舞伎「浮世柄比翼稲妻」の二幕目「鈴ヶ森」の場を唄ったもので、侠客・幡随院長兵衛と白井権八のやり取りを唄っております。三升丈は、歌舞伎小唄の第一作目として、岳父である九代目を取り上げようと考えて、作曲を親友の吉田草紙庵に依頼し、昭和7年に開曲しました。
 
 阿波座烏は浪速潟 やぶ鶯は京育ち
 吉原雀を羽交いにつけ
 江戸で男と立てられた 男の中の男一匹
 いつでも訪ねてごぜえやし
 陰膳据えて 待っておりやす

 二曲目は「助六」です。これは歌舞伎十八番の内「助六所縁の江戸桜」、通称「助六」を吉田草紙庵の作曲で、昭和13年に開曲しました。詞の中に出てくる橘は当時、助六を演じた十五代・中村羽左ェ門の屋号です。
 遠近に咲くやゆかりの江戸桜
 匂う夕べの風につれ 香りも橘の深見草
 思い染めたる伊達小袖
傘にかかれる青柳を
 見返る姿 君なら君なら
 この二曲は現在も各流派で名曲として唄い継がれております。
 朝夕にひんやりとした空気を感じる頃となり、随分と気温も落ち着いて参りました。深まりゆく秋、お体に気を付けられ、実りの秋、芸術の秋を充分にお楽しみください。
 小唄 土筆派家元 土筆栄
 木村菊太郎著「昭和小唄Ⅱ」参考

 三味線や小唄に興味ののある方、お聴きになりたい方、お気軽にご連絡下さい。中日文化センターで講師も務めております。稽古場は「料亭ヤマニ」になっております。☎059・228・3590。

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